勉強も大事ですが、お金を稼ぐことも大事ですよね。
なのに、学校ではお金のことを全然教えてくれませんよね。
かと言って、学生のうちは自分で仕事をしてお金を稼ぐのは難しいですよね。
ということで、見て分かるように筆者が勉強の記事を書くことに飽きてしまったので、今回は株式投資について書いてみようと思います。
少しまじめな話をすると、先日記事にもしたChatGPTをはじめ、最近はAIについての話題が尽きません。その関係で、AIに関係する企業、例えばMicrosoftやNVIDIAなどの株価が一気に上昇しており、それをきっかけに株式投資をスタートする人が増えています。
株式投資はうまくできればお金が増えますが、失敗したらお金は減ります。当然ですよね。
失敗を防ぐためにも、前提知識は身に付けておきましょう。
そもそも株式とは何でしょうか。
企業が何かの事業をスタートするとき、人件費や仕入れなどで大量のお金が必要になりますよね。企業がそのような事業資金を集める方法の一つとして、株式の発行があります。
発行した株式を誰かが買ってくれれば、その分のお金が企業に入るので、企業は資金調達ができて助かりますよね。逆に株式を買った人は、企業からのお返しである配当金や、株価が上がってから株式を売ることで得られる値上がり益などで、利益を得ることができるんですね。これならWin-Winですね。
そのように、配当金や値上がり益によって利益を得る投資手段を、株式投資と言います。
株式投資で得られるものは3つあります。
企業が資金を集めて頑張って利益を出したら、その一部を株主に還元することがあります。その1つが配当金と言います。その人が何株保有しているかで、配当金の割合も変わってくるので、株式を沢山買って企業を助けている人ほど、たくさん配当金をもらえるわけですね。
先ほど、企業が頑張ったら配当金という形で還元するよ、と話をしましたが、その別の還元の仕方として、株主優待というものがあります。これは、お金ではなくサービスや物品を送りますよ、ということです。
これも配当金と同様、持っている株数によって株主優待の内容を変えている企業もあります。サービスや物品の内容は、その企業の優待券や割引券、地域の名産品など、企業によってさまざまです。
株には株価というものがあり、業績や投資家の売買動向、ニュース、需要と共有など、ざまざまな影響を受けて株価は変化していきます。
1つ、大事なポイントとして、株価というものは、基本的に企業の業績が伸びそうだな、と”みんなが判断”すれば価格が上昇し、悪くなりそうだな、と”みんなが判断”したら価格が下がります。
株式投資で儲ける、という話は、大体がこの3つ目の売却益のことを指します。
株式は、証券会社を通じて購入できます。証券会社に口座を開設して、その口座に入金をして、注文を出すことで株の売買ができるのです。
注文には買い注文と売り注文があります。
まず買い注文は、買いたい株を選び、その株をいくらで、いくつ買うのかを決めて、注文します。その注文の情報は証券取引所に集計されますが、ただ、注文してすぐに買えるわけではないんですね。買いたいと言っても売ってくれる人がいなければ買うことはできないので、「買いたい!」と注文を出した価格と同じ価格で、売り注文を出した人がいた時点で売買が成立します。
逆に、その価格で売り注文を出してくれる人がいない場合は、いつまでたっても売買は成立しないというわけです。
売り注文は、自分の持っている株をいくらで、いくつ売るのか決めて、注文します。これも買い注文と同様で、「売りたい!」と注文を出した価格と同じ価格で、買い注文を出した人がいた時点で売買が成立します。
そして、買ったときの株価より、売ったときの株価のほうが高ければ得をするし、低ければ損をするわけですね。単純に見えますが、実はすごく複雑なんです。
投資をして株価が上がったらいいな~、でも下がったら怖いな~、と考えてる人も多いかと思いますが、前提として投資はギャンブルではありません。上がるか下がるか予想して、上がってラッキー、下がって残念だけであれば、パチンコに行けばいいと思います。実際、投資家の8割は損をすると言われているくらい、甘い世界ではありません。
ポイントは、「勝っても負けても次回に生かすこと」です。なぜ勝ったのか、なぜ負けたのかを明確に分析して、次回以降に応用できる状態にする必要があります。
現に、投資やFXをスタートする人で、最初は何十万円の負けからスタートした、という人を多く見かけます。ただのギャンブルをしている人は、そんなに負けてしまったらもう二度と投資をしたくなくなりますよね。
ただ、きちんと負けた理由を分析して、次回に生かしていけば、だんだんと勝てるようになるから続けられるのです。
さて、今回は株式投資って何?という基礎的な部分を解説しましたが、この最後の文章まで読んでいる人は、株に興味がある、もしくは今回の記事を読んで興味を持った人だと思います。
そういう人たちのために、次回は具体的に株式投資ってどうやったら儲かるのか、という話を書こうかなと思っているので、僕の気が変わらないように祈っていてください。