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留学に必要な資格

2023-09-17

今回は留学に必要な資格を2つご紹介いたします。

英語の試験は様々な種類がありますが、むやみに受けるのではなく、それぞれ目的に合った試験を受けましょう。

留学するためには、TOEFL®やIELTSなどの試験を受ける必要がある場合があります。今回は、TOEFL®やIELTSについて、どういった試験なのかを詳しくご説明いたします。

◎TOEFL®

TOEFL®とは、世界共通の英語能力判定テストで、スコアを英語能力の証明として留学などで用いられることがあります。海外留学に利用されることが多い試験になります。入学時に英語力の判定や証明するための目的で使われています。さらに、移住権の申請などにも関わります。

TOEFL®の種類

TOEFL®には主に以下の種類があります:

  • TOEFL® iBT:iBTは、Internet Based Testingの略称で、インターネットで受験することができます。試験は、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つのセクションで構成されています。
  • TOEFL® ITP:ITPは、Institutional Test Programの略称で、団体向けの試験になります。リーディング、リスニング、グラマーの3つのセクションがあり、Level1と難易度を下げたLevel2があります。

TOEFL®を受けるメリット

  • 海外への留学や移住に役立つ:海外の大学では、英語力の判定基準としてTOEFL®を使用しています。TOEFL®やIELTSと言った英語能力試験のスコア抜きでは入学が認められないという大学もあります。つまりTOEFL®を受験しないと留学することができないという事になります。
  • 実践的な英語力の向上:TOEFL®を受験するときには英語の4技能を高める必要があり、4技能を勉強しなければいけません。学校の授業などではスピーキングやライティングを学習する機会が少ないため、学校の英語の勉強するだけより圧倒的な差ができます。
  • 大学入試で優遇される:文部科学省による英語民間試験の推奨もあり、AO入試や推薦入試にTOEFL®のスコアを活用する大学も増えてきています。出願時の条件に含まれている場合もあるため、事前に調べるなどして注意しておきましょう。

◎IELTS

IELTSとは、International English Language Testing Systemの略称で、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、およびイギリスを含む英語圏の国々に留学、就労、あるいは移住を希望している人々の英語力を測定する試験になります。IELTSは4つの技能を測定するテストで、ライティング、リーディング、リスニング、スピーキングの4つのセクションになります。IELTSにはアカデミックとIELTSジェネラル・トレーニングの2つのタイプがあります。

IELTSの種類

IELTSには主に以下の2つのタイプがあります:

  • IELTSアカデミック:英語圏の大学や大学院への留学を希望している受験生が、各大学の入学レベルに達しているかを判断する際に利用する試験になります。アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの大学では、この試験のスコアが入学許可の基準になっています。特徴としては、学術的な会話場面を想定された問題が多く出題されます。
  • ジェネラル・トレーニング・モジュール:英語圏での就職や移住を考えている人がビザを申請する際に英語力を証明するためのテストです。このテストのスコアやほかの諸条件を満たせば、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドへの永住申請が可能になります。また、このテストは日常生活や職場でのやり取りを想定した課題や設問が多く出題されます。

IELTSを受けるメリット

  • 海外移住や留学に役立つ:移住や留学をするときには、自分の英語力を証明しなければなりません。その時に必要になるのが、IELTSをはじめとする英語資格試験のスコアになります。日本では、英検やTOEICの方が有名ですが、欧米ではTOEICや英検はほとんど使うことができません。
  • 日本国内の大学入試に活用することができる:最近の大学入試では、「一般入試」「指定校推薦」「公募推薦・総合選抜型」でIELTSのスコアを活用する大学が増えてきています。国内大学の一般選抜でIELTSを活用できる割合は82%までにあがっていて、今後も増加することが予想されています。

以上が留学するために必要な資格のご紹介でした。ぜひ留学してみたいという人はどの資格が必要か調べておきましょう!