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銀行員になるには?

♭のすけ♭
2023-09-06

銀行員は、某ドラマで一時期話題になりましたよね!!
生活していく上で一度は必ずお世話になる銀行。そこで働く銀行員になるためにはどうすればいいのかをご紹介していきます!

そもそも銀行員って?

そもそも銀行員とはなんなのか、一言で説明するなら、「銀行に勤務して、お金を扱う人のこと」です。預金や貸付(融資)、為替などの分野で事務作業や営業を行っています。

銀行員に必要な資格って?

銀行になるうえで、必ず必要になる資格というのはありません。しかし、金融や税務、法務などの知識が必要になるので、勉強すべきことが多いと言えます。大学で言えば、経済学部や商学部、法学部の出身者が多い傾向にあります。ただ結局のところ、大学までの知識よりも入社してからの勉強が大変でしょう。

銀行で働きたいという意思をアピールするために、取っておくと有利になる資格はあるので、いくつかご紹介いたします。

  • 簿記

3級、2級、1級の順番に難易度が上がっていきます。2級まで大学在学中に取っておくと良いでしょう。

  • ファイナンシャルプランナー(FP)

こちらも3級、2級、1級となっております。「くらしとお金」に関する幅広い相談に対応できるようになる資格です。

  • 宅建

合格率が低めで、難関資格として知られているものです。宅建士資格を持つ銀行員は、不動産に関する法規制や業界の特性を知っているという点で重宝されます。

銀行員になるためには?

銀行員になること自体は新卒の採用試験を突破し、正社員となるだけと言えますが、入社希望者が非常に多く倍率も高いため、簡単ではないでしょう。大手銀行や日本銀行は有名大学出身者が多く、地方銀行であれば、その地方の大学出身者が多く在籍しています。

総合職と一般職とに分かれますが、総合職は大卒の学歴が必要とされることが多く、一般職は高卒や短大卒でも採用枠があります。しかし、最近では大卒者が一般職を志望するケースも多いので、基本的には大学まで卒業しておいたほうが良いでしょう。

銀行員の仕事内容って?

銀行員として働く場合は、業務ごとに預金、貸付、為替の担当に分かれることになります。

預金

基本的に「窓口業務」です。銀行に直接訪れた人の要望を聞いて対応をする業務です、預金の入出金や電気ガスなどの公共料金の支払いやローンの相談に乗ったりします。

貸付

“渉外担当者”が担当エリア

の顧客の元へ行き、定期預金や住宅ローン、年金などの相談、契約を結びます。一般的にいう“営業”の業務です。少し専門性が高いですが、「融資」の業務も行います。企業が事業拡大するためや、個人が何かの開業をするときなど、大きなお金が必要になるタイミングで、お金の貸付を検討する業務です。融資の業務は、銀行の業務の中でも一際シビアな仕事なので、専門知識が求められるので、上記のファイナンシャルプランナー(FP)の資格保有者が担当することが多いです。

為替

お金のやり取りを仲介する業務全般のことです。小切手や手形の受け取りや、投資信託、生命保険などの金融商品の販売、株式、債券などの売買を行ったりします。

銀行員の年収って?

銀行員の年収は、役職や銀行によっても異なってきますが、平均は610万円と言われています。ただ、年代などにもよるので、新卒入社すぐからこのくらい支給されるというわけではありません。初任給は20万円ほどといわれています。

銀行員の将来性は?

昨今のAIの急速な発展で、世の中の職業は大きく変わると言われている中ですが、銀行員もその影響を少なからず受けると予想されています。

業務をAIが代替することや、FinTech(金融の(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、金融サービスと情報技術を結び付けた革新的な動きのこと)によって仕事が減少すると言われています。また、ネットバンクという、インターネット上で完結する銀行も多く出てきており、銀行の支店の必要性がなくなってきていることも、仕事が減少することに拍車をかけるようです。

ただ、銀行側もただ待っていることはないはずですので、時代の流れに沿った人材を確保したいと考えます。将来的に銀行員として活躍していきたいのであれば、

  • データを見て適切な判断をできる数字感覚を養うこと
  • 語学力を身に付け、グローバルに活躍できるようにすること
  • ある程度、AIなどのシステムに関する専門知識をつけること
  • ある程度、AIなどのシステムに関する専門知識をつけること

終わりに

“お金”はみなさん必ず使ったことがあると思います。そのお金を扱い、企業や人々の暮らしを助けていくのが銀行員です。仕事内容は大変ですが、その分だけ社会の役に立っている実感がわき、生活にハリが出ることでしょう。皆さんも、銀行員を目指してみませんか?

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!!