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経営学部を知ろう

さくらんぼ
2023-11-22

第1章:経営学部とは


経営学部では、企業や組織が存続・成長するための仕組みや戦略を学んでいきます。
具体的には、企業や組織が成長していくためには、ヒト・モノ・金・情報・時間などをどう獲得し、どう活用していけばいいのか分析していきます。
そこから実際の企業活動や市場動向を見て「いい企業とは、どんな要素を満たしているのか」「成長している組織は、そのような市場開拓をしてきたか」などについて研究していきます。
また、経営管理・労務管理・生産管理など経営に必要な実務的な知識や情報も学んでいきます。

第2章:経営学部の学習内容

経営学部で学ぶことは大きく分けて4つあります。
そこでどんなことを学んでいるのか、詳しくお伝えしていきます。

ポイント1

経営戦略・組織戦略とは、企業や組織において経営目的を達成するための計画のことです。
そのため組織全体の活動の指針や、組織の体制づくりなどを学んでいきます。
そこから最終的に、企業や組織が理念に基づき時代の変化に対応しつつ発展するための戦略を立てれるようにしていきます。

ポイント2

マーケティングとは、社会や顧客のニーズを調査分析して自社の商品やサービスを発展させていく経済活動のことです。
そのため、商品企画・開発・広告宣伝・流通をうまく活用し、最終的に商品やサービスが売れる仕組みを構築する方法について学んでいきます。
そこから最終的に、顧客のもつ興味を市場調査を行って分析し、それを元に商品開発や流通、営業や広告宣伝などビジネス全般に関与する施策について研究します。

ポイント3

財務・会計とは、企業や組織の経済活動を定量的に記録・分析することです。
財務・会計には「財務会計」と「管理会計」の2つの分野あります。
財務会計とは、投資家に対して企業の財政状態や経営状況を社外の利害関係者に報告するための会計業務です。
それに対して、管理会計は企業が自社の経営管理や経営判断に活用するために、社内用に情報をまとめる会計業務です。
これらを借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書の概念や仕組みなどから学んでいき、最終的に財政状況や経営成績を分析できるようにしていきます。

ポイント4

経営哲学・経営史・経営文化では、企業や組織が長期的に発展していくための経営手法や政策、文化について学んでいきます。
企業や組織で共有される価値観や行動様式について研究します。
企業や組織が発展する経験則や要件について理解し、また自己の経験を加味することで、未来の意思決定や行動指針に役立てることができるでしょう。

第3章:卒業後の進路

経営学部の卒業後の進路はどんな選択肢があるんでしょうか?
正直イメージがしづらい人が多いと思います。
これからお伝えしていきますので、自分のなりたい職業に合わせた学部選びの参考にしてみてください。

ポイント1

金融・保険業界への就職は、経済学部同様、経営学部でも人気があります。
組織経営や財務、会計などの知識は、金融業界や保険業界の業務に活かせるため、学生が多く進む理由です。
また、窓口や事務、営業など複数の職種があるため、自分に合った職を選びやすい環境にあります。

ポイント2

製品生産を行うメーカーも、経営学部の学生にとって人気の就職先の一つです。
学んだ知識を活かしてマーケティングや営業などで実力を発揮できる点が魅力です。
また、食品やアパレル、車など、幅広い業界があり、自分の興味に合った職に就きやすい環境です。
近年は海外展開する企業も多く、国内だけでなく世界で活躍できる可能性もあります。

ポイント3

卸売・小売業界も、経営学部の学生にとって人気のある就職先です。
マーケティングや会計などで学んだ知識が活かせる点が魅力です。
顧客のニーズと利益を両立させることが重要であり、経営学部での知識が最大限に活かせる環境にあります。

第4章:まとめ


いかがでしたか?
経済学部と違って企業や組織といった、ミクロ分野に絞って学んでいきます。
また実務的な内容に触れながら学ぶので、起業や組織経営に興味のある人は経営学部で学ぶことをおすすめします。
ぜひ参考にしてみてください。