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弁護士になりたいお子さんへ!

♭のすけ♭
2023-05-23

ここでは弁護士になるために必要なことや、弁護士の仕事内容、年収などを紹介していきます!!

そもそも弁護士とは?

弁護士とは、わかりやすく一言で言えば、法律のスペシャリストのことです。法律に関する知識を用いて、様々な問題を解決します。
人々からの法律相談に乗ったり、依頼人に代わって相手方と交渉をしたり、裁判で争ったりする職業です。

弁護士になるには?

弁護士になるためには、3つのパターンがあります。

1つ目

大学に通ってから法科大学院に進み、法科大学院の法学既修者コースというところで2年間勉強をし、司法試験に合格して、1年間の司法修習を終えた後、終了試験に合格することで法曹資格を取得する方法です。
この方法は、法律の基礎知識をすでに取得している人を対象にしており、司法試験の入試内容は、法律科目と小論文と面接などがあります。

2つ目

社会人経験のある人が、法科大学院の法学未修者コースというところで3年間勉強をし、司法試験に合格して、1年間の司法修習を終えた後、修了試験に合格することで法曹資格を取得する方法です。
この方法は、法律の学修をしたことがない人などを対象にしており、司法試験の入試内容は、小論文と面接なります。法律知識は問われません。
また、「法科大学院」は、法学以外の分野を学んだり、社会人だった人など様々な経験を積んできた人を積極的に受け入れています。

3つ目

全部で3回ある予備試験と呼ばれるものに合格した後、司法試験に合格して、1年間の司法修習を終えた後、修了試験に合格することで、法曹資格を取得する方法です。
この方法は、最短ルートで法曹になるルートと呼ばれています。法科大学院に進学する時間的・経済的な負担をせずに法曹を目指せるものです。

弁護士に必要なスキルなど

まず最初に言えることは、法的知識をもとにした論理的思考力です。法律のスペシャリストとして働くうえで、これはなくてはならないスキルと言えます。
また、依頼者の話をうまく聞き出したり、相手と交渉するためのコミュニケーション能力や交渉スキルももちろん必要でしょう。
他には、例えば民事裁判の依頼をしに来る依頼者は、精神的に参ってしまっている方もいたりしますので、そういった方に寄り添って、心のケアを行う能力も大事です。

仕事内容

弁護士の主な仕事内容としましては、トラブルの解決です。
弁護士が解決するトラブルは、2つに分かれます。それは、「刑事事件」と「民事事件」です。
刑事事件では、被告人(容疑者の中でも刑事事件として起訴された人)と呼ばれる、犯罪をした人の弁護をします。
民事事件では、日常の生活の中で起こる争いで、事件で対立する二つの陣営の片方の代理人として困っている人を弁護します。
弁護士は、プラスの価値を提供するというよりは、マイナスになってしまった状況をもとに戻す仕事が大半といえます。

年収は?

弁護士は、その狭き門だったり、仕事内容の専門性から、基本的には年収は高いです。
求人サービス各社の統計データを見てみると、弁護士の年収は、800万円~900万円前後と言えます。年代別で見れば、一般的な職種と異なり、若いうちから高収入が期待できます。
そうした理由から、生涯年収の観点で見ても、きわめて高いです。
また、初任給としては、日弁連(日本弁護士連合会)の調査によると、500万円~550万円前後です。一般的な職業の1.7倍ほどもらえる計算になります。

ただし、弁護士活動をするにあたって、日弁連や都道府県ごとの弁護士会に収める会費などが毎月引かれるので、所得自体はもう少し低くなります。
事務所の規模による所得差も大きく、小規模事務所であれば、一般の大卒者とほぼ変わらない可能性もあります。

終わりに…

「弁護士」と言われると、かなりお堅い職業というイメージがあるかと思います。実際、法律関連の仕事で、内容はかなりきっちりとした堅い仕事です。
しかし、専門的な知識をもとに、社会的なトラブルを解決するその姿は、他のどんな職業にもないカッコよさがあると思いませんか??
最近は、YouTubeで面白おかしく法律を紹介している弁護士の方もいらっしゃいます。弁護士について、簡単に知ることができる状況が徐々に作られています。

なるのは難しいけれど、めちゃくちゃカッコいい正義の職業。
みなさんも目指してみませんか?

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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