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勉強すると眠くなるのはなんで?

さくらんぼ
2024-08-06

第1章:はじめに

皆さんは、勉強しているときに眠くなってしまったことはありませんか?
大体の人は経験をしたことがあるかと思います。
眠くなってしまうことは生理現象なので仕方がないですが、特に受験生は勉強する時間が大切になってくるので、天敵になってきます。
今回は眠くなってしまう原因、眠くならないポイント、眠くなってしまったときの対処法をお伝えしていきます。

第2章:眠くなる原因

そもそも勉強するときに眠くなってしまうのはなぜでしょうか?
そんな眠くなってしまう原因を紹介していきます。

○睡眠不足

眠くなってしまう原因として、そもそも睡眠時間が足りないことがあげられます。
特に受験生に多いんですが、勉強時間を確保しようとして睡眠時間を削る子がいます。
これだと本末転倒なので、別のところで勉強時間を確保できないか考えてみましょう。

○脳へのエネルギーが足りていない

勉強中に我慢できないほどの眠気に襲われてしまうという方は、脳の活動に必要なエネルギーが足りていない可能性があります。
脳が活動するためには酸素が必要ですが、睡眠不足が続いていたり室内で長時間勉強したりすると、脳に必要な酸素が足りなくなってしまいます。
部屋で勉強をする際には、適度に換気するなど新鮮な空気を取り込むようにしましょう。
また、脳にはエネルギー源としてブドウ糖が必要です。適切な食事が摂れていないと、必要なエネルギーが不足してしまう原因になってしまいます。

○脳への刺激が足りていない

睡眠時間が足りているのに勉強中に眠くなってしまうという方は、勉強による脳への刺激が足りていない可能性があります。
勉強をしているとすぐに眠くなるけど、ゲームをしたり漫画を読んだりして夜更かしをしていると、何時まででも起きていられるという経験がある方も多くいらっしゃるかと思います。
自分にとって楽しいと思えることをしている時は、やる気や幸福感を得られる神経伝達物質「ドーパミン」の分泌が促され、眠気を感じにくくなります。
暗記科目を続けて眠くなってしまった場合、勉強する内容をかえるなどして脳に刺激を与えてあげるようにしましょう。

第3章:眠くならないためのポイント

眠くなってしまう原因はわかったけど、どうすれば解決するのかがわからない人が多いと思います。
眠くならないような対策をお伝えします。

○睡眠時間を確保し、睡眠の質を上げる

すごく単純な話ですが、睡眠時間を充分に確保しましょう。
人によって変わってくるかもしれませんが、8時間は確保しましょう。
それも難しければ、せめて6時間は確保しましょう。
また寝る前にスマホを見る人は、睡眠の質を下げるのでやめましょう。
睡眠の質を上げることで、勉強したものが脳に吸収しやすくなります。
ぜひ睡眠にもこだわってやってみてください。

○適度な運動をする

適度な運動習慣をつけることで、脳の働きを活動的にすることができます。
運動をすると、神経伝達物質のセロトニンの分泌が促されるほか、血行が良くなり脳に送られる酸素の量を増やすことができます。
適度に運動やストレッチを取り入れて、リフレッシュしてみてください。

第4章:眠くなったときの対処法

眠くならないようなポイントを知っていたとしても、どうしても眠くなってしまうこともあるかと思います。
そんな時はどうすればいいのか、ご紹介していきます。

○仮眠を取る

眠くなってしまったときは、潔く寝ることも1つの手です。
しかし、寝すぎると返って眠くなってしまうケースもあるので、そこは気をつけた方がいいです。
仮眠を取るときは、15分~20分を目安にアラームなどをかけましょう。
また目をつぶるだけでも脳が休まりますので、5分間目をつぶってみるのもおすすめです。

○環境や教科を変える

ずっと同じことをやっていると、脳への刺激が減って眠くなってしまいます。
そんな時はやることを変えてみましょう。
例えば、長文問題をやっていたら暗記科目に変えるなどです。
そうすることで、新たに脳へ刺激が行くため、眠くなくなってきます。
また同じ環境で行っていると、これも脳への刺激が減って眠くなってしまいます。
そのため、勉強する環境を変えて気分をリフレッシュしてみてください。
もし閉鎖的な空間で勉強をしているのであれば、窓を少し開けて換気をすることで、新たな空気が入って、脳へのエネルギーにもなるのでおすすめです。
また特に冬に起こりやすいんですが、暖房をつけていると体が温かくなるため眠くなりやすいです。
もし暖房をつける場合は、設定温度をあまり高くしないようにすることをおすすめします。

○脳のエネルギー補給をする

長時間勉強をしていると、車のガソリンと同じように燃料が切れて動かなくなるように、体力を温存しようと眠くなってしまいます。
そんな時は、勉強の合間合間にご飯や糖分がとれるお菓子などを食べることをおすすめします。
そうすることで、脳にエネルギーがいって眠くなりにくいです。
また休憩をとることで、気持ち的にもリフレッシュすることができるので、おすすめです。

○歯を磨くなどリフレッシュをする

眠いけどどうしても今すぐに目を覚ましたい場合は、歯磨きや顔を洗ってみましょう。
特に顔を洗うときは冷水で洗うことをおすすめします。
そうすることで刺激を受けるので、目が覚めます。

第5章:おわりに

いかがでしたか?
眠い時に勉強をしても意味がないです。
眠くならないように対策したり、眠くなったときの対処法を実践したりするだけで、勉強の効率も変わってきます。
また睡眠を上手く使うことで、勉強したものの吸収率が変わってきます。