神奈川大学の概要と理念
神奈川大学公式サイト:https://www.kanagawa-u.ac.jp/
神奈川大学の理念
神奈川大学の理念は、「質実剛健」「積極進取」「中世堅実」の建学の精神に基づきます。真の実学を目指す伝統を踏まえ、自立した良識ある市民としての判断力と実践的能力、国際的感性とコミュニケーション能力を持ち合わせ、専門的知識と技能を身につけた、自ら成長することのできる人材を育成します。またそれとともに、地域社会及び世界に開かれた大学としての時代と、社会の付託に応えるべく、人類と社会の発展に貢献しうる研究の遂行と、その成果の社会への還元を実現することを、理念としています。
入学者受け入れの方針としては、学びや成長への強い意欲にあふれ、大学教育を受けるに足る、十分な学力を有する多様な学生を受け入れる事を目的としています。入試制度の多様化と選抜方法の改善を図るとともに、初年次教育の充実や高大連携を積極的に推進しています。
神奈川大学には、建学の精神に基づき教育上の目的を定め、それを具体化するための「神奈川大学の学士課程教育に関する基本方針(3つのポリシー)」を策定しています。3つのポリシーとは、アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)の三つがあります。神奈川大学がどの様な学生を受け入れ、どのような教育を行い、どのような人材を社会に送り出すのかを定めた方針になります。この方針は各学部によって定められています。
神奈川大学の学部構成と学生数
学部一覧
| 分野 | 学部名 |
|---|---|
| 法・社会・経済 | 法学部・経済学部・経営学部 |
| 国際・語学 | 外国語学部・国際日本学部 |
| 人間・社会 | 人間科学部 |
| 理工・情報 | 理学部・工学部・建築学部・化学生命学部・情報学部 |
学生数とキャンパス別内訳
| 区分 | 学生数 |
|---|---|
| 総学生数 | 18,090名(男子:12,246名、女子:5,844名、休学:304名) |
| 横浜キャンパス | 13,033名(男子:9,814名、女子:3,219名、休学:185名) |
| みなとみらいキャンパス | 5,057名(男子:2,432名、女子:2,625名、休学:119名) |
キャンパス一覧
キャンパス:横浜キャンパス・みなとみらいキャンパス
横浜キャンパスの特徴と学生生活
横浜キャンパスに集う学部
このキャンパスには、法学部・経済学部・人間科学部・理学部・工学部・建築学部・化学生命学部・情報学部の8学部の学生が集うキャンパスになります。横浜キャンパスは、港町の風が薫る緩やかの丘の上にあります。
六角橋商店街との連携・地域プロジェクト
白楽駅には、横浜三大商店街とも称される六角橋商店街があります。いつも多くの人でにぎわっていて、下町情緒あふれる趣のある商店街です。神奈川大学と縁が深いと言う事もあり、これまでに様々なコラボレーションが実現しています。
経済学部寺嶋ゼミナールと八ッ橋ゼミナールの3年生が「六角橋商店街における新たなお土産品の提案」をテーマに発表、さらに六角橋商店街をターゲットに市場調査を行い、商店街の新たな顔となるお土産をグループごとに提案するなどをしました。今後は、商品化を目指してさらに研究を深めることを考えているそうです。
他にも、六角橋商店街や周辺地域を活性化させるための「ご近所シェア」というプロジェクトや、六角橋商店街と食品館あおば六角橋店裏駐車場を会場に、ポニーやモルモットといった小動物と触れ合うイベントを開催するなど、神奈川大学と六角橋商店街で多くのプロジェクトを行っています。
横浜キャンパスの食堂・カフェ
横浜キャンパスには、全部で4つの学生食堂とファストフード店(マクドナルド)があります。
| 施設名 | 特徴 |
|---|---|
| カルフール(メイン学生食堂) | 10号館2階。栄養バランスを考えた定食や麺類など4ラインから選択可能。旬の食材を生かした小鉢も充実。チキン南蛮・ガパオライス・豚肉山芋炒めなどが人気で、数量限定100円朝食も実施。 |
| シフォン(カフェ) | 10号館3階。手作りサンドウィッチ・おにぎり・スイーツなど素材にこだわった軽食が自慢。フルーツヨーグルトや焼き立てパンなどスイーツが豊富で女子学生に人気。「神大ソフト」は北海道飛鷹牧場の生乳で作られ、一日500食売れることも。 |
| 801・806食堂 | 1号館8階。横浜港やベイブリッジ、ランドマークタワーなどみなとみらい地区を一望できる眺望が魅力。価格設定はやや高めで、学生だけでなく教職員や地域住民にも人気。 |
野菜は「地産地消」として地元神奈川の朝取りした新鮮な野菜が毎日納品されています。
みなとみらいキャンパスの特徴
キャンパスコンセプトと利用学部
みなとみらいのキャンパスコンセプトは、「国際・日本」の融合した未来「創造・交流」のキャンパスです。図書館やエクステンションセンターなどの施設をはじめ、どんな人でも利用できる、レストランやカフェ、さまざまな言葉や文化が飛び交うグローバルラウンジなど、市民にも開かれたソーシャルコモンズ(あらゆる人と知の交流を通じて、オープンイノベーションのきっかけを創ることを目標に、組織や文化の壁を越えたつながりの形成を推進すること)機能を展開します。
また「交流」をキーワードとしており、各キャンパスの学部の垣根を超え、学生同士、学生と教員はもちろん、学内外の研究者、周辺企業、観光客までが集まり、交流することができるように、さまざまな工夫をなされた施設・設備を備えた都市型・未来型キャンパスであるところが特徴になります。
みなとみらいキャンパスは経営学部・外国語学部・国際日本学部の3つの学部生が利用するキャンパスになります。
みなとみらいの立地と学びのフィールド
キャンパスから少し歩くと、横浜港に行くことができます。開港してから、日本の近代化・国際化の先頭に走ってきた横浜には、その歴史と文化を感じ取ることができる場所が多く存在します。みなとみらいのキャンパスは施設が充実しているだけでなく、学外に広がる町全体が学びの場となっています。
4つのゾーン構成
みなとみらいキャンパスには、賑わいゾーン・教育ゾーン・研究ゾーン・トップラウンジの4つの空間に分けられます。
| ゾーン | 概要 |
|---|---|
| 賑わいゾーン | 組織や文化の壁を越えてつながりの形成を目的としたエリア。1階には社会連携センター、多種多様な言語や文化に触れ・学べるグローバルラウンジ、観光情報や旅行商品などを扱う観光ラウンジ、パートナー企業などの知に触れられる体験・展示エリアなどを配置。 |
| 教育ゾーン | 中層階に位置し、一部の壁がガラス仕様になったオープンな講義室が多数。廊下を歩いていても学びの姿が自然と目に入る環境。 |
| 研究ゾーン | 研究者や学生が協働する研究スペース(※本文の流れに沿い、詳細説明は補完的な位置づけ)。 |
| トップラウンジ | 高層階に設けられたラウンジで、交流やイベント、発信の場として活用される空間。 |
神奈川大学のアクセス情報
横浜キャンパスへのアクセス
| 交通手段 | ルート |
|---|---|
| 東急東横線 | 「白楽駅」または「東白楽駅」下車徒歩約13分 |
| 横浜駅からバス | 横浜駅西口バスターミナルから横浜市営バス(東神奈川駅西口経由/約14分) 1番乗場36系統:菅田町・緑車車庫前行 約14分「神奈川大学入口」または「六角橋西町」下車 1番乗場82系統:八反橋・神大寺入口行 約14分「神奈川大学入口」または「六角橋西町」下車 |
| 片倉町駅からバス | 片倉町駅前(横浜市営地下鉄)より横浜市営バス(約6分) 2番乗場36・82系統:東神奈川駅西口・横浜駅西口行 約6分「六角橋西町」または「神奈川大学入口」下車 |
みなとみらいキャンパスへのアクセス
| 交通手段 | ルート |
|---|---|
| みなとみらい線 | 「みなとみらい駅」下車徒歩約6分 / 「新高島駅」下車徒歩約4分 |
| 横浜駅から徒歩 | JR・東急東横線・京浜急行・相鉄本線・横浜市営地下鉄「横浜駅」下車徒歩約11分 |
| 桜木町駅から徒歩 | JR・横浜市営地下鉄「桜木町駅」下車徒歩約12分 |




