「天気のしくみとコツ中学3年生のための楽しい学習ガイド」 - オンライン家庭教師e-Live全国公式HP

「天気のしくみとコツ中学3年生のための楽しい学習ガイド」

♭のすけ♭
2023-11-06

はじめに

みなさんこんにちは! 今回は、「天気」の不思議な世界を一緒に探求してみましょう. 「天気」分野の中でも特に、気象に関する現象は私たちの生活に深く関わるものですが、実は苦手だと感じる方がかなり多い単元になんです。

そこでこの記事では、受験生を始めとした中学生に向けて、天気の基本を分かりやすく解説します! さらに、苦手意識を克服するコツや、日常生活での楽しい勉強法も紹介します!

ぜひ学習の参考にしてみてください!

そもそも“天気”ってなに?

“天気”は、大気中でおこるさまざまな出来事や現象のことを指します。 具体的には、気温、湿度、風、雨、雪、雲などが含まれます。 この天気のしくみを理解することで、外出するときの服装や、農作物の育成などにも役立ちます!

普段の生活の中では、「天気が悪い」「天気が良い」と表現しますよね!

天気分野に苦手意識を持ってしまう理由

なぜ「天気」の勉強が苦手な人がいるのでしょうか? それは、専門的な言葉や概念がたくさん出てくるからですね。

日常生活では、「晴れ」「雨」「気温」 夏場は「台風」冬場は「雪」など、気に掛ける部分が非常に少なくても生きていけてしまいます。 実際多くの人が、それらの情報を確認して服装などを気にする程度にしか関心は示さないと思います。

そんな中で、理科的な用語や概念がたくさん出てきたら「知ってることと違う! なんか難しい!!」ってなるのも仕方ないですよね。

天気分野の代表的な用語

ここでは、特によくみることになる用語を分かりやすくご説明いたします! 用語を覚える時は、教科書の説明文通りそのまま覚えても分かりにくかったり忘れてしまったりするので、一度自分の言葉に直してみましょう。 こんな感じでやってみてはどうでしょうか、という例を出しているので参考にしてみてくださいね!

気温(きおん)
: 空気のぬくもり。 寒い日もあれば、暖かい日もあります。気温は季節ごと、時間ごとに変わるので、実際に外に出て温度の変化を感じてみるのもいいですね。

湿度(しつど)
: 空気のじめじめ度合い。 湿度が高いとムシムシ、湿度が低いとカラカラと感じることがあります。服の選び方や髪の毛のまとまりにも関係しています。梅雨の時期はジメジメとして、プリントがしなしなになってしまいがちですよね。

風(かぜ)
: 空気の動き。 風の向きのことを“風向”またはと呼びます。 風が吹くと、髪がなびいたり木の葉が揺れたりします。 あまりにも風が強いと、外出た瞬間終わったわとなりますね。

雲(くも)
: 空のお絵かき。 雲の量のことを“雲量”と呼びます。 白くてふわふわした雲や、暗くどんよりとした雲が空に浮かんでいます。 雲の形や色が変わると、天気の兆しを感じることができますね。

降水(こうすい)
: 空の落とし物。 雨や雪、みぞれなどが降ってくることを「降水」といいます。雨音や雪景色を楽しんでみましょう。降水の量のことを“降水量”と呼びます。

台風(たいふう)
: 雨と風の反抗期。台風の影響で大雨が降って土砂災害や洪水が発生し、浸水被害を受けることもあります。また、強風によって物が飛んだりして建物が被害を受けたりすることもありますね。

気圧(きあつ)
: 空気のおもさ。気圧の高いところ(高気圧)では天気が安定し、低いところ(低気圧)では不安定になりやすいです。天気の変化だけではなく、特に台風が近づいている時は気圧の変化にも注目です。

天気予報(てんきよほう)
: 少し先の未来のお天気を予想するお役立ち情報。“天気図”と呼ばれる図を基に解説されることがほとんどです。テレビやスマートフォンで見ることができます。外出する前にチェックしてみましょう!

天気記号(てんききごう)
: 天気を表すマーク。天気図に観測結果を表します。理科の学習では天気記号を見る機会は多いですが、普段の生活ではあまり見ないですね。

天気分野の理解のコツ

難しく感じることを理解しようとするのって難しいですよね。
ここでは、理解を助けるために、勉強のコツをご紹介します!

言い換えてみよう

先程用語を解説したような形で、自分の知っている言葉や表現に言い換えてみると、とても覚えやすくなります!
実は、勉強が上手な人って自分の言葉に直してみるのが上手なんです!
教科書の内容を覚えて(インプット)して、自分の言葉で直してみる(アウトプット)の流れを作りましょう!!

空を見上げてみよう

毎日の空の色や雲の形を観察してみましょう。
どんな天気の日にどんな雲が見えるか、教科書だけではなく、実物を見て少しずつ覚えていくと楽しいですよ!

身の回りの変化に注目

暑い日や寒い日、雨や雪が降った日、風が吹いた日、雷が鳴っている日など、日常の気象の変化に気づいてみましょう。
天気と自分の感じることを照らし合わせてみると、理解が深まります。

天気予報を楽しむ

天気予報を見るとき、自分の外出予定と照らし合わせてみましょう。
予報が当たっているかどうかを確かめるのも楽しいですよ!

日常生活での勉強方法

おでかけ前のチェック

外出する前に天気予報を見て、傘やコートを持っていくかを考えてみましょう。実際の天気と予報を比べてみてください。
天気もそうですが、このくらいの気温ならどういう服装で外出すれば快適なのか、みたいなことを確かめるのも勉強になります。

季節の変化を楽しむ

春夏秋冬、それぞれの季節にどんな天気が多いかを考えながら、気温や服装の変化を観察してみましょう。
天気予報を見る時に、「西高東低の気圧配置」などのフレーズなどを耳にする機会が増えたりするのも、季節感があって面白くなってきます。

友達と話してみる

天気のことを友達と話すことで、新しい視点や気づきが生まれるかもしれません。楽しく情報交換をしましょう!

おわりに

「天気」の分野に限らず、理科の勉強をしたり理解をする上で最も重要になることは、“なぜ?”“なに?”と常に考えながら取り組むことです。
この“なぜ?”“なに?”がそもそもわからなくて難しいよ~という場合、まずはなんでもいいので理科で興味のあるものについて、気になったことが出た瞬間に調べてみましょう!

例えば天気分野でいえば、「虹ってなんでできるの?」「風ってなんで吹くの?」「日本は晴れているけど、今海外の天気ってどうなんだろう?」のようなものですね。
学校で習う理科とは少し違うかもしれませんが、これがきっかけで理科に興味が出て成績が上がるのなら、それは理科の勉強のためになったのと同じだと思いませんか?

「天気」の世界は実は楽しい発見がいっぱいです。
難しさを乗り越えるためには、身近な出来事に興味を持ち、少しずつ観察していくことで、理解を深めていくことが一番の近道です。

この記事がきっかけで、皆さんの勉強がより良いものになりますように!!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!!