工学部について知ろう! - オンライン家庭教師e-Live全国公式HP

工学部について知ろう!

さくらんぼ
2023-08-11

工学部とは

工学部とは、生活環境の中にあるすべてのモノや仕組みを作る為に必要な技術や知識を学ぶところになります。
そこで学んだことを活かすことで、モノを作っていき人や社会を豊かにすることができます。

工学部の学習内容

工学部=ものづくりなので、学ぶことも多岐にわたっていきます。
その中でも大きく分けて、「情報工学系」「電気・電子工学系」「機械工学系」「応用化学系」「建築学系」に分かれます。
それぞれどんな学習内容か紹介していきます。

1情報工学系

AIなどのIT分野は現在ニーズが高まっています。
情報工学では、コンピュータやソフトウエアの理論や技術を学び、高度な情報処理技術を学んでいきます。
身のまわりのさまざまなものにコンピュータが組み込まれています。
そのコンピュータ技術やシステムを学び、新しいサービスを開発したり、社会問題を解決したりと、コンピュータを人々の暮らしにどう役立てるかを研究していきます。

2電気・電子工学系

電気工学では、電気に関する幅広い領域を学んでいきます。そこからより効率良く、安全に、簡単に電気を利用できる方法を探求し、新たな技術を生み出すことを研究していきます。
エネルギーとしての電気の効率的な活用法を考える分野、電気回路や半導体を研究する分野、インターネットや光通信など情報の伝達技術を学ぶ分野などがあります。
電子工学では私たちの生活に欠かせない電子の基礎や応用を学んでいきます。
電子機器のしくみやものづくりで必要な知識・技術を学ぶことで、最終的に生活に役立つ製品やサービスをつくるための技術を研究していきます。

3機械工学系

機械工学では、生活をさらに快適にするなど人々の役に立つ機械をつくる技術を学んでいきます。
時計やカメラ、スマホなどの身のまわりで使う機械から、自動車や電車、航空機などの移動機械、工場などで使われるような生産機械、輸送機械、医療機械など、多種多様な機械があり、学ぶ内容も多岐にわたります。
機械をコントロールするコンピュータの知識を得ながら、最終的に社会問題を解決する機械をデザインするための力を身につけていきます。

4応用化学系

応用化学では、化学の知識を使いながら新しい素材や医薬品の開発をするなど、生活をよりよくしていくために化学を使ったものづくりを学んでいきます。
化学繊維やプラスチック、半導体、フィルム、ポリマー、薬品、食品などが分野になってきます。
最終的には物質の性質を操作して新しい物質をつくり出し、それを身のまわりの製品に実用化できるところまで研究していきます。

5建築学系

建築学では、設計、構造、施工、材料、設備、環境など建築にかかわる幅広い分野を学んでいきます。
建築に必要な要素は、動線計画や設備などの「機能性や快適性」、災害などから人の命を守るための「構造・耐久性」、そして「デザイン性や芸術性」3つに分かれています。
これらの要素を学んで行き、最終的に私たちが住みやすいまちづくりや住宅づくりができるようにしていきます。

卒業後の進路

工学部を卒業したあとの進路はさまざまあります。
建築士・危険物取扱者・電気通信主任技術者などの資格を取ってその仕事に就職したり、大学院に進学して研究を続けたりする人もいます。
また学んだ知識を生かして、一般企業に就職する人もいます。

まとめ

いかがでしたか?
私たちの生活には欠かせないものを工学部ではたくさん学んでいきます。
もしものづくりに興味がある人、将来自分で作ったもので人の役に立ちたい人は、ぜひ工学部を目指してみてください。