社会保険労務士(社労士)とは、社会保険労務士法に基づいた国家資格者です。労働問題、社会保険問題についての専門家であり、依頼に応じて書類の作成や申請、かつ個別労働関係紛争の解決手続きの代理を行っています。企業に必要な「人材」の労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資することを目的としています。
社労士の資格は厚生労働省の発行する国家資格であること、合格率が約6%くらいと狭き門のため、目標や目的に対して努力できる人という証明にもなります。また、ブラック企業の問題や働き方改革など、どの企業でも社労士の需要は上がっていると言えるでしょう。
社労士資格を取得した人が独立するメリットは収入アップが見込めることです。個人の営業努力に左右はされますが、年収1000万くらいも現実的に目指せます。他にも勤務社労士とは違い時間に縛られることなく自分で決めて仕事ができるのは自由度も増すのでメリットといえるでしょう。
これは独立と少し似ていますが、ハードルは低めです。様々な仕事がある中で副業をされる方も年々増加しています。転職活動中や本業と併用しながら小遣い稼ぎというのも賢い選択といえるでしょう。副業から独立につなげたりという道もあるので仕事の安定感は抜群です。
受験資格:
・大学で一般教養科目を修了した人、短期大学・高等専門学校を卒業した人
・司法試験第一次または高等試験予備試験の合格者、行政書士となる資格を取得している人
・社会保険労務士または弁護士の補助業務、労働組合の役員や一般企業などで実務に一定年数従事した人
出題形式: 選択式(80分)と択一式(210分)
試験日: 年一回 8月第4日曜日
受験手数料: 15,000円
受験申込期間: 「社会保険労務士試験の実施について」の厚生労働大臣の官報公示(毎年4月中旬)が行われてから5月31日までの間
興味がある方は、上記以外の詳しい試験内容を公式ホームぺージから確認しましょう。
社会保険労務士は資格を取得するハードルはかなり高く、勉強しないといけない範囲も広いのでその分、合格した時の恩恵は大きいと言えるでしょう。将来性はかなりあるので興味がある方はチャレンジしてみてください!