皆さんは理想的な睡眠時間を確保できているでしょうか。東京大学による調査によると、理想の睡眠時間は8~9時間だそうです。
8時間を満たない人の一番多いパターンなのが寝る前のスマホです。寝る前にスマホで動画を見たり、ゲームしたりしていませんか。これではブルーライトにより、眠りが浅くなってしまいます。
ではブルーライトとは何か。ブルーライトとは、紫外線の次に波長の短い光で、目の奥まで届く非常にエネルギーの強い光です。このブルーライトはデジタル製品の液晶画面から放射され、ブルーライトを長時間目に入れると、視界のちらつきや目の疲れ、そして体内リズムを崩し睡眠障害を引き起こすという報告もされています。
寝る一時間前にはスマホを触るのを控え、睡眠時間を9時間前後とりましょう。
睡眠の質が上がれば、勉強の質にもつながります。
勉強をしていると難しい問題や全くわからない問題に遭遇することがあると思います。その際に脳はフル稼働しているため脳に負荷がかかり、脳の疲れにつながります。結果として想像以上に脳のストレスになっていることでしょう。また、脳をフル稼働させると熱量を消費するため、脳を覚まそうとします。その際に生理現象であくびが出るようになり、脳を休めようと眠気を引き起こします。
脳が熱量を消費しているので、脳を覚ます必要があります。
一旦勉強を中断してなんらかの気分転換や、上着を脱いでストレッチをしたり外に出て風に当たったりして頭を覚ましてあげましょう。
頭を使っているとブドウ糖が不足し、眠気が増すといわれています。そんなときはブドウ糖を摂取しましょう。おすすめはブドウ糖が多く含まれていて、手軽に摂取することができる飴やラムネ菓子。最近はブドウ糖が効率よく補給できるゼリーやサプリメント、チョコレート菓子が販売されているため、そちらを活用していきましょう。
勉強を効率よくやるには十分な睡眠が必要不可欠です。睡眠時間を削ってまで勉強をしたい気持ちはわかりますが、どうしても眠い時は、勉強をしてもかなり非効率なってしまいます。まずは勉強したい気持ちを一旦ぐっとこらえて、十分な睡眠をとってから効率の良い勉強をしましょう。