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勉強計画表ってどうやって作ればいいの?

さくらんぼ
2024-08-04

第1章:はじめに

皆さんは、勉強をする前に勉強計画を立てていますか?
正直、普段から勉強計画を立てて勉強している人はあまり多くないかと思います。
しかし勉強計画を立てることによって、メリットがたくさんあります。
今回は勉強計画を立てることのメリット、立て方、立てるときの注意点をご紹介していきます。

第2章:勉強計画を立てることのメリット

勉強計画を立てることは正直めんどくさいです。しかし勉強計画を立てることによってのメリットはたくさんあります。
そのメリットを紹介していきます。

○勉強の習慣がつく

勉強の習慣がついていない理由の一つとして、その日何をどれくらい勉強すればいいかわからないからだと思います。
そうなると、勉強をする目標がないためやる気が出ず、勉強をやらないというサイクルに陥ります。
しかし勉強計画を立てることによって、その日にやる内容が明確になっているので、勉強を行うモチベーションにもなります。
また日々やることが決まっているので、勉強をやらざるを得ない状況になります。
そうすることで、勉強をする時間を確実に確保できるので、勉強の習慣になりやすいです。

○目標達成への道すじがわかる

計画を立てずに勉強を行うと、目標を達成するためのルートが見えていないので、不安になりながら勉強をすることになります。
そうすると勉強に集中することができず、勉強をしていても無意味なものになってしまいます。
しかし勉強の計画を立てることで、目標達成するためのルートが見えているので、安心して勉強に集中できます。
特に受験はメンタルとの戦いもあるので、勉強以外の悩みに集中力を持っていかれないためにも、計画を立てた方がいいです。

○1日の勉強の内容が明確になる

勉強を始めるときに何をやるかをそのときに決めると、迷う時間ができますし効率もよくありません。
またそのときそのときにやるものを決めるので、目標もなくやっていくため、あまりモチベーションも上がらず、勉強が作業になってしまう可能性があります。
しかし勉強計画を立てて、その日何をやるかを予め決めておくと、やることが明確になっているので迷う時間がないです。
またその日のゴールがわかっているので、集中して勉強を行うことができます。

○バランスよく勉強をすることができる

計画を立てずに勉強を行うと、優先的に勉強しなければいけない教科があまりできなかったり、教科ごとで勉強量にばらつきが出たりします。
しかし計画を立てることによって、教科ごとの優先順位がわかるので勉強がやりやすいですし、勉強量のばらつきもなくなってきます。
また提出しなければいけない問題集をぎりぎりに終わらせることもなくなります。

○自分がどのくらい勉強をしたのかが視覚的に把握できる

勉強はどうしてもどのくらい頑張って、どのくらい成長できているかわかりにくいです。
計画を立てることによって、一個一個終わらせることの達成感を味わうことができます。
また視覚的に自分がどのくらい勉強してきたか把握することができるので、勉強のモチベーションにも繋がります。

第3章:勉強計画の立て方

さて、いよいよ勉強計画を立てていくんですが、立てろと言われてもどうやって立てたらいいかわからない方が多いと思います。
今から勉強計画の立て方を順序だててお伝えさせていただきます。ぜひ計画を立てるときの参考にしてみてください。

  • ①目標を決める
  • ②年間の計画を立てる
  • ③月ごとの計画を立てる
  • ④1週間ごとの計画を立てる
  • ⑤1日ごとの計画を立てる

①目標を決める

何をやるにも、目標を最初に掲げることはすごく大事になります。
その目標を達成するためにどう勉強していくかのルートを決めるために、勉強の計画を立てていきます。
特に受験生に言えるのですが、「志望校に合格する」という抽象的な目標ではなくて、「志望校に合格するために○○点あげる」のように、今の自分の現状を分析したうえで具体的に目標を立てると計画も立てやすく、モチベーションも上がりやすいです。

②年間の計画を立てる

目標が決まったら、その目標を達成するために何をどの時期までに終わらせなければいけないのかを決めていきます。
科目ごとで優先的にやらなければいけないものがあると思うので、そういったものも考慮した上で計画を立ててみて下さい。
もしどれが優先順位が高いのかわからない場合は、学校の先生や予備校や塾の先生に聞いてみてください。

③月ごとの計画を立てる

年間計画が決まったら、今度は月ごとで目標を達成するためにはどのくらいやらなければいけないかを決めていきます。
これも科目ごとで分けながら決めていってください。

④1週間ごとの計画を立てる

月ごとの計画が決まったら、今度は週ごとでさらに細かく決めていきます。
このとき、その週にある予定を考慮しながら計画を立ててください。

⑤1日ごとの計画を立てる

周ごとの計画が決まったら、今度は1日ごとでさらに細かく決めていきます。
正直ここまで決めなくてもいいですが、決めておくとすごくスムーズに進められます。

第4章:勉強計画を立てるときの注意点

勉強の計画を立てるときのコツはなんとなくわかったと思います。
しかし計画を立てる上で注意しなければいけないことがいくつかあります。
今から紹介する注意点を考慮して計画を立ててみてください。

○自分の生活スタイルに合わせた計画を立てる

計画を立てるときに一番注意しなければいけないのが「計画倒れ」です。
計画倒れが起こるときは、自分の現実的に勉強できる時間・量に対して計画したものの方が多い時です。
中には目標を達成するためにはそうしないといけないときがあるかもしれません。しかし勉強をするときは無理は禁物です。
自分の生活に合わせた無理のない計画を立てるように意識してみてください。

○1週間に1日調整日を作る

計画通りに勉強ができればいいのですが、どうしてもできなかったときは出てきます。
そのときに対応できるように、どこかの日に調整する日を作ってください。
調整する日を作ることによって、そのときにできなかった分を行うことができるので、負担なく勉強を行うことができます。
また定期的に計画を見直す機会を作ると、無駄な動きをすることなく勉強を行うことができるので、おすすめです。

○休暇日を作る

ずっと勉強ができる人はほとんどいません。
たまには1日勉強をしない日を作って、自分の好きなことを好きなだけする日にしてみてください。
そうすることで、気分転換になって勉強に対してのやる気もアップするので、計画を立てるときに組み込んでみてください。

第5章:おわりに

いかがでしたか?
勉強計画表を作成することによって、日々の勉強の助けになります。
表を手書きで作るのがめんどくさい場合は、ネットで調べてみるとテンプレートがあるので、それを使ってみてください。
またこれを機にお気に入りの手帳を購入して、そこに日々の学習の内容を記入してもいいですね。
皆さんもいろいろ工夫をしてみて、日々の勉強を楽しんでください!