英単語のcoachの語源は
コチは大型馬車の発祥の地であり、そこから、「大切なものを目的地に届ける」という意味になりました。
これが高級ブランド「COACH」の由来となっています。そういえばロゴマークに馬車が使われていますね!
さらに昔の家庭教師は指導にムチを使用しており、(痛そう……)
その光景の比喩表現として家庭教師をコーチと呼びました。
そこでようやく、指導者や指導をすることを意味する、現在の「コーチ」という言葉になったと言われています。
(私の卒業した大学の教授によると……)
「コーチングとは?」
前述したように、
コーチングとは、対象者の成長や目標達成をサポートする方法です。
対象者の考える力を促進し、目標設定や行動決定をサポートすることが目的です。
コーチングでは、共感から始まり、質問やフィードバックを繰り返し、
アイデアや解決策を、「教える(ティーチング)」のでなく、
「導く(コーチング)」というものです。
「勉強におけるコーチングとはどのようなものか」
勉強におけるコーチングは、生徒の勉強のやり方や計画、やる気などををサポートし、効果的な勉強を促すものです。
例えばテスト週間のテスト勉強スケジュール。
人が「このスケジュールで勉強しろ!」と指示するのは「ティーチング」です。
そうではなく、「テストまで何日?」「テスト範囲はどのくらいかな?」「1日に何時間勉強できそう?」
と、質問を投げかけ、質問に答えていくうちにスケジュールが完成していく…、というものが「コーチング」です。
どちらが良い結果になるかは……もうおわかりですね?
「勉強におけるコーチングは誰が行うべきなのか」
勉強におけるコーチングは誰でも行うことができます。
まずは先生、講師。
勉強を教える授業で活用したり、わからない問題の質問を受けた時、進路相談時など、生徒と接する時にはいつでも行うことができます。
生徒の家族、特に親御さんもぜひ実行していただきたいです。
ついつい「勉強しろ!」と言ってしまう時、グッとこらえてコーチングを使ってみてください!
(詳しい方法は続編で!)
最後は自分自身。
「自問自答を繰り返して熟考する」ことこそ、「セルフコーチング」です。
意識してみると、ちょっとした悩みや困難は自分で解決できるかも?
「次回はいよいよ実践!」
コーチングについて少し興味が湧いてきましたでしょうか?次回は具体的なコーチングの方法、流れを解説します!
お楽しみに!