身体能力・運動能力が著しく発達する年長~小学6年生の期間をゴールデンエイジと呼びます。
このゴールデンエイジ期に発育発達に適した運動を行うことで運動能力はもちろんですが、学力の向上にもつながります。
運動は手足を多く動かし、多くの運動器官を動かすことで、脳の前頭前野が刺激され活性化することで、神経系が急激に発達します。
こうした影響があるので、ゴールデンエイジ期の運動能力の向上は非常に重要な意味があります。
学習指導要領にも平成20年から「多様な動きを作る運動」を新たに示しました。
ゴールデンエイジ期の運動が減少傾向にある近年に運動時間の増加に関与することが重要であると示唆されました。
図1で示したスキャモンの発達曲線では5歳で80%、12歳で100%神経系が発達すると表されています。これは12歳で大人と
同程度の発達であると考えられています。この結果からゴールデンエイジ期の運動は身体的・学力的にも
大きい影響を与えるものです。
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