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勉強のストレスってどうやって解消すればいいの?

さくらんぼ
2024-08-16

第1章:はじめに

皆さんは、自分なりのストレス解消法をご存知ですか?
勉強などをしていて、ストレスを抱えない人はほとんどいないです。
ストレスを抱えたままだと、体やメンタルにはあまりよくないです。
今回はストレスの原因と影響、ストレスの発散法をご紹介していきます。

第2章:ストレスの原因

そもそも勉強からくるストレスの原因はなにがあげられるのでしょうか?
ストレスの原因は人によって変わってきます。
これからその中でも多くの人に共通してあげられる原因をお伝えさせていただきます。
意外にもストレスの原因が何かわからない人は一定数います。
そんな人に少しでも参考になれば嬉しいです。

周りと比較される

周りと自分を比べてしまったり、周りと比べられたりすることはストレスの原因になってしまいます。
テストでいい点数を取るため、志望校に合格するためなど、自分が掲げた目標を達成するために一生懸命勉強をしています。
しかし「学校順位」や「テスト成績」というように、自分と周りを比較するきっかけになるものはどうしてもあります。
そこで自分と周りを比べてしまったり、周りと比べられたりすると、劣等感から自分をもっと追い込んでしまってストレスの原因になってしまいます。

周りからのプレッシャーがある

周りからの期待などがプレッシャーになりストレスになる場合があります。
親から期待されて勉強していたり、学校の先生から「いい成績とれよ」と圧をかけられたりすると、プレッシャーに感じてしまいます。
その期待に応えたいと一生懸命勉強をしても成績が上がらないと、「もっと頑張らないと…」といった焦りからストレスの原因になってしまいます。

結果に反映されない

勉強を一生懸命してもなかなか結果が出ないとストレスの原因になってしまいます。
学年が上がることによって、学んでいく内容や覚えなければいけない知識が増え、そのレベルも難しくなっていきます。
そうすると、学校生活をこなしながら勉強をやってとなると、対策をしないといけないものが多く、すごく大変になってしまいます。
そこで結果が出ればいいのですが、結果が出なかったときに「なんで結果が出ないんだ」と焦ることがストレスの原因になります。

第3章:ストレスからくる体への影響

ストレスをうまく発散しないと、体に症状として出てきます。
これからその症状の一例をお伝えしていきます。
もし症状として出ていたら、ストレスを抱えすぎているので、すぐに発散して改善できるように行動を始めてください。

息苦しくなる

過度なストレスを感じていると、息苦しくなってしまいます。
その理由は、自律神経系の乱れに原因があります。
ストレスによる緊張状態は交感神経が影響を与えています。
体が緊張状態にあると、硬直してしまいます。
その結果、筋肉硬直によって横隔膜が動きづらくなって息苦しくなってしまいます。

吐き気がする

ストレスが溜まっていると、脳にある嘔吐中枢が刺激されて吐き気がしてしまいます。
また自律神経系のバランスが崩れると、胃腸の動きに影響し食べ物の消化にも影響がでます。
どういうことかというと、副交感神経が動くべきときに交感神経が優位になってしまうと、食べ物を食べているのに胃が縮まってしまいます。
そうすると、脳の嘔吐中枢が刺激され吐き気がしてしまいます。

眠れなくなる

受験のストレスにより、自律神経が乱れて眠れなくなってしまうことあります。
自律神経のバランスが乱れてしまうと、副交感神経が身体のなかで切り替えられなくなります。
その結果交感神経が優位な状態が続き、興奮状態で眠れなくなってしまいます。
また、普段の受験勉強のことや日常のストレスや不安が押し寄せてしまい、眠れないといったことも起きてしまいます。

疲れが取れなくなる

受験のストレスを抱えすぎると、疲れがなかなかとれない状態になってしまいます。
十分な睡眠や食事をとっているのに疲れがまったくとれない場合は、ストレスを抱えている可能性があるので解消した方がいいです。
この状態が続くと、受験勉強のモチベーションが下がって勉強ができない状態になってしまいます。

第4章:ストレスの解消法

では溜まったストレスをどうやって発散すればいいんでしょう?
人によって発散方法は変わってくるんですが、多くの人にも共通して使える方法をお伝えしていきます。
少しでも参考になれば嬉しいです。

紙に自分の気持ちを書き出してみる

受験勉強のストレスや日常のストレスなどで不安を抱えているときは、紙に今の自分の気持ちを書き出してみることをおすすめします。
さまざまな要因がストレスの原因になっているとき、心の整理がつかなくストレスを解消できないことが多いです。
そんなときは、思い浮かぶ限り自分の思ったことを紙に書き出して言語化することで、自分の気持ちを整理することができます。
そうすることによって、自分の今の気持ちと状態を客観的に見ることができるので、気持ちが落ち着き冷静になることができます。
そうすることで、ストレスを解消するための解決策が思いつき、勉強に集中できるようになります。

友達や家族などに自分の気持ちを聞いてもらう

紙に自分の気持ちを書き出すだけでなく、友達や家族に自分の気持ちを聞いてもらうこともおすすめです。
人に自分の気持ちを話すことで、自分の気持ちを言語化することができるので、心の整理をすることができます。
そうすることで、自分の気持ちを客観的に見ることができるので、心が楽になります。
また家族や友達と話すことでストレス発散ができて、そこから悩みを相談することができます。
自分の気持ちを打ち明けることは勇気がいりますが、打ち明けることで心が楽になるので、自分が一番信頼できる人に話してみてください。

睡眠時間を確保する

受験のストレスが溜まると眠れない可能性が出てきます。
しかし眠れないからといって、勉強などをして睡眠時間を削ってしまうと、不安や緊張のセンサーとして作用している「扁桃体」が活発になります。
そうなると、新たなストレスを生み出し、眠れなくなり、ストレスをがたまるという最悪のループになってしまいます。
そのためストレスが溜まっている状態こそ、心と身体をしっかり休めるために睡眠時間をとる必要があります。
しかし眠れないのに寝ろと言うのは無理があるので、布団に入る1時間~2時間前には食事と入浴を済ませたり、寝る前にスマホを見ないようにしたりして質の良い睡眠が取れるようにいろいろ試してみましょう。

運動をする

ストレスを解消するのに、運動をすることもおすすめです。特に有酸素運動はおすすめです。
適度な有酸素運動をすることで、ストレスを感じている脳の働きを抑えて不安を和らげるセロトニンが分泌されます。
そうすることでストレスが解消されるので、睡眠の質が上がり、夜眠れない問題が解消できます。
また運動することで、集中力を高める効果があるので、学習の効率を高めることにもおすすめです。
勉強の息抜きに軽い散歩やランニングをやってみてください。

第5章:おわりに

いかがでしたか?
ストレスを抱えすぎることは、体にも心にもいいことはありません。
しかし特に受験生はストレスを抱えやすいです。
そのため個人差はあるかもしれませんが、今回お伝えした内容で、少しでもストレスを解消できたら嬉しいです。