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【県庁職員になるには?】仕事内容や資格、年収などについて解説!

♭のすけ♭
2023-09-15

いつの時代も、将来が安定しているイメージ堂々のナンバーワン!

今回は、そんな公務員、なかでも県庁職員になるにはどうすればよいのかをご紹介していきます!


【そもそも県庁職員って?】

県庁職員を簡単に説明すると、行政のサービスを行ったり、国とその件の市町村の間の橋渡し役を担う存在です。

似たような仕事に市役所職員がありますが、こちらは地域の住民の日常生活に必要となる行政のサービスを行う存在です。

つまり、県庁職員と市役所職員は、関わる相手の範囲や、サービスを行う範囲が違う形になります。

【県庁職員に必要な資格って?】

一般行政などの事務的な区分での受験には特別な資格は必要ありません。

しかし、特に大卒者が受験するいわゆる「上級」は難易度も高く採用枠自体も限られているため、倍率が高くなっています。

また、一言で県庁職員と言っても、事務作業などを行う人たちだけでなく、「資格免許職」と呼ばれる人たちがいます。

獣医師や保健師などが該当しますが、この「資格免許職」の場合は、名前の通り特定の資格を保有していなければなりません。

【県庁職員になるためには?】

県庁職員になるためには、公務員試験を受験する必要があります。

県庁職員は地方公務員なので、各県の採用試験に合格しなければなりません。

各地域によって出題内容や難易度、合格基準がバラバラで、出題の傾向もまた地域ごとに変わってきます。

資格の項目でも少し触れましたが、一般的に大卒程度が「上級」短大卒程度は「中級」高卒亭では「初級」と区分されていることが多いです。

試験内容としては「教養試験」「専門試験」「論文試験」「面接試験」に分かれます。

教養試験

教養試験は大きく分けて、「一般知識分野」「一般知能分野」の2つに分かれます。

「一般知識分野」は政治や経済、法律などの“社会科学”、日本史や世界史、地理や文学などの“人文科学”、数学や物理、化学や生物などの“自然科学”で成り立っています。

「一般知能分野」は数的処理や判断推理、資料解釈、図形問題などの“数的処理”、現代文や英文、古文や漢文などの“文章理解”で成り立っています。

数的処理や判断推理というものはあまり馴染みがない科と思います。それぞれ簡単に説明すると、数的処理は文章問題のようなもので、数学的思考を使って法則性を見つけたりするものです。判断推理はより国語のような形で、読解力や論理的思考力が問われたりするものです。少し複雑で難しいものもあります。

地域によって、それぞれのカテゴリの問題の出題数に差があります。出題傾向に合わせて勉強量を配分していく必要がありますね。

【県庁職員の仕事内容って?】

県庁職員の仕事内容は、県内の市町村や国、企業等の団体との様々な調整業務や、県単位で進める事業の遂行が主なものになります。

役所関係の仕事のイメージとして、住民票や証明書の発行などがパッと思い浮かぶ人が多いかもしれません。

ですが、そのイメージは基本的に市役所職員の仕事内容になります。県庁職員の場合は、市区町村を跨いだ総合的な開発の計画を進めたり、県全体で統一するべき業務に取り掛かります。

【県庁職員の年収って?】

平均年収を見ると、660万円ほどとなっています。

ただ、平均年齢が43.1歳なので、これは年齢を問わず全体的に見た時の額になります。

新卒の年収としては340万円ほどと言われています。

典型的な年功序列な形態ですね。

また、家族手当や津金手当、住居手当などの諸手当、有給休暇や出産育児休暇などの休暇制度など、福利厚生面はバッチリです。

【終わりに】

公務員、と聞くと少し堅いイメージがあるかと思います。

実際、一般的な企業より従事する業務が比較的堅めのものが多いのも事実です。

自分の仕事が自分が住んでいる地域の役に立っているんだという実感が得られる、非常にやりがいのある仕事だと思います。

みなさんも、そんな“安定感抜群”な公務員である、県庁職員を目指してみませんか??

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!!