最近、話していてテスト前だったのもあるのでしょう。
よく聞くセリフがあって、「答え見たら分かったんで大丈夫そうです!」です。
多分、その時話していた子たちにはその場で伝えてるので、
またこいつ言っているよ~と思われてしまいそうですが、
大事なので言いますね。
なにも大丈夫じゃないです!
少し厳しい言い方になってしまいますが
テストで実力を出し切るには、テストの環境で
実力を発揮できる状態に自分を持っていく必要があります。
ではテストの環境とは?
筆記用具以外は何も使えずに、50分など
時間制限がありますよね。
なので、筆記用具以外使わずに
時間制限がある中で解けた問題が実際のテストでも
解けるであろう「大丈夫な問題」です。
そんなことはありません。
むしろ、どんどん見てもらって大丈夫です!
答えも見ていいし、参考書で調べてもいいし
もちろん東大生に質問してもいいし
ただ、それを勉強のゴールにしないでね。
ここにつきます。
教えてもらったから、答え見たら分かったから
理解はできたので、自力で解けるかまた試しておきます!
をゴールにしてくれると満足です!
ワークや問題集で間違うことを必要以上に怖がっているんじゃ
ないかなと思います。
でも勉強は知らないこと、覚えていないこと、できないことを
知っている、覚えている、できるに変えていくものです。
なのでまずは自分が知らないことを知ることから
始めないといけません。
なので間違えに臆病にならずに、間違えた後どうするかを
大事にしてってほしいです。
「知らなかった」は授業でも習ってないので
参考書など自分で何とかするのは難しいですね。
人に聞いたり、映像を見たりしてどういうものなのか
「知っている」状態にもっていきましょう。
これは短期的な解決は難しいので
反復していく必要があります。
やったけど覚えていなかったものは
定期的に反復していくリストに入れ
週末など、週一回程度は確認して
覚えていられるようにしていきましょう。
単語や重要用語などは、単語カードがコンパクト
にまとまって便利です。
一番大変ですね。
特に数学に多いですが、公式も覚えていて
でも解けない問題。
基本的には一回人に聞いて理解するのが
一番です。書いてある情報を整理して
使えそうな公式を考えて
と思考のパターンを新たに学ぶ必要があるので
聞いて、納得してから
演習を重ねることで自分のものに出来ます。
何度も何度もうるさい話ですが
勉強は間違ってからが勝負です。
みんなの努力が無駄にならないように
解いて、苦手を見つけたら大事にしてくださいね。
責任感の強さと献身的な生徒対応力を買われ塾長に任命された。優しい論理派。キャンプやバスケ、スノボなどこう見えてアウトドア派。ゲームアニメも見たまんま好き。英語の教員免許を持っている。