塾長ブログ 高校生を生きる君へ。
2025-06-03

「答え見たら分かります。」に対して、少し真面目に

「答えを見たら分かります。」

最近、話していてテスト前だったのもあるのでしょう。
よく聞くセリフがあって、「答え見たら分かったんで大丈夫そうです!」です。
多分、その時話していた子たちにはその場で伝えてるので、
またこいつ言っているよ~と思われてしまいそうですが、
大事なので言いますね。
なにも大丈夫じゃないです!
少し厳しい言い方になってしまいますが
テストで実力を出し切るには、テストの環境で
実力を発揮できる状態に自分を持っていく必要があります。
ではテストの環境とは?
筆記用具以外は何も使えずに、50分など
時間制限がありますよね。
なので、筆記用具以外使わずに
時間制限がある中で解けた問題が実際のテストでも
解けるであろう「大丈夫な問題」です。

なら答えは見ちゃダメなのか?

そんなことはありません。
むしろ、どんどん見てもらって大丈夫です!
答えも見ていいし、参考書で調べてもいいし
もちろん東大生に質問してもいいし
ただ、それを勉強のゴールにしないでね。
ここにつきます。
教えてもらったから、答え見たら分かったから
理解はできたので、自力で解けるかまた試しておきます!
をゴールにしてくれると満足です!

間違うことを恐れずに

ワークや問題集で間違うことを必要以上に怖がっているんじゃ
ないかなと思います。
でも勉強は知らないこと、覚えていないこと、できないことを
知っている、覚えている、できるに変えていくものです。
なのでまずは自分が知らないことを知ることから
始めないといけません。
なので間違えに臆病にならずに、間違えた後どうするかを
大事にしてってほしいです。

知らない→知っている

「知らなかった」は授業でも習ってないので
参考書など自分で何とかするのは難しいですね。
人に聞いたり、映像を見たりしてどういうものなのか
「知っている」状態にもっていきましょう。

覚えてない→覚えている

これは短期的な解決は難しいので
反復していく必要があります。
やったけど覚えていなかったものは
定期的に反復していくリストに入れ
週末など、週一回程度は確認して
覚えていられるようにしていきましょう。
単語や重要用語などは、単語カードがコンパクト
にまとまって便利です。

できない→できる

一番大変ですね。
特に数学に多いですが、公式も覚えていて
でも解けない問題。
基本的には一回人に聞いて理解するのが
一番です。書いてある情報を整理して
使えそうな公式を考えて
と思考のパターンを新たに学ぶ必要があるので
聞いて、納得してから
演習を重ねることで自分のものに出来ます。

まとめ

何度も何度もうるさい話ですが
勉強は間違ってからが勝負です。
みんなの努力が無駄にならないように
解いて、苦手を見つけたら大事にしてくださいね。


高校生プレミアム 中野塾長

責任感の強さと献身的な生徒対応力を買われ塾長に任命された。優しい論理派。キャンプやバスケ、スノボなどこう見えてアウトドア派。ゲームアニメも見たまんま好き。英語の教員免許を持っている。

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