◎推薦入学・特色選抜・多部制Ⅰ期試験・外国人生徒にかかわる特別枠選抜: 令和6年2月15日(木)
◎一般選抜: 令和6年3月12日(火)
◎合格発表: 推薦入学等・令和6年2月20日(火)、一般選抜・令和6年3月19日(火)
兵庫県公立高校入試情報
推薦入学、特色選抜、一般選抜に分かれます。
推薦入学は、普通科に設置されたコース、専門学科、単位制普通科、総合学科で実施されます。
定員の50%以内または100%を募集します。
中学校長の推薦が必要で、選考は、推薦書、調査書、面接と、高校、学科によっては小論文(作文)、適性検査、実技検査などから総合的に判定します。
普通科コースの適性検査は、英語、数学、理科から2教科以内で実施します。
実技検査は英語の「読む」「聞く」「話す」または理科の「観察、実験」の領域で実施されます。
特色選抜は、普通科の「特色ある類型」で実施されます。
募集は定員の20%以内となります。
中学校長の推薦は不要で、選考は、調査書、面接と、高校、学科によっては実技検査、小論文(作文)などの結果を総合して行います。
単位制、総合は県内全域で出願できます。
特色及び推薦で合格した人は、その後新たに県内公立高校に出願が出来ません。
一般選抜は、5教科の学力試験を実施し、学力試験の得点を0.5倍したもの(250点満点)と、内申点の評定を換算したもの(250点満点)を同等に扱い、500点満点とします。
高校、学科によっては面接、実技検査なども実施して総合的に合否を判定します。
学力検査には単独選抜と複数志願選抜があり、単独選抜は第1志望、複数志願選抜は第2志望まで出願できます。
ただし、全日制と定時制など、課程の異なる学校は併願できません。
選考の際、第1志望者には、内申点と学力試験の点数に「第1志望加算点」を加え、第2志望者はそのままの点数とします。
「第1志望加算点」は学区により点数が異なります。
兵庫県公立高校入試 出題傾向について
国語
令和4年度の大問構成 ①会話発表 ②古典(漢文) ③古典(古文) ④小説 ⑤説明的文章
大問④・大問⑤は読むことに時間がかかるため、①~③で素早く解けるのかが鍵になってきます。
加えて、他の都道府県と比べて珍しい「会話発表」という分野があるので、過去問を解いてコツを抑えて解けるようにしておきましょう。
数学
令和4年度の大問構成 ①小問集合 ②関数 ③平面図形 ④関数 ⑤データの活用 ⑥数と式
大問①の小問集合が他に比べて8~9点ほど高いため、差をつけるには小問集合で確実に点を取っていくのが必要です。
小問集合は基本的な問題が多く出やすいので、教科書レベルの問題は出来るようにしておくのが大事です。
理科
令和4年度の大問構成 ①生物 ②地学 ③化学 ④物理
理科はまんべんなく各分野から問題が出るため、この分野が苦手…というものをなくしておきましょう。
問われ方が複雑なものであることが多いが、しっかりと読むと教科書に記載されている内容が出題されているので、教科書を何週もして理解を深めていきましょう。
社会
令和4年度の大問構成 ①地理 ②歴史 ③公民
理科と同様に均等に出題されています。配点は、地理・歴史が35点、公民が30点となります。
歴史の古代・中世・近世や地理の自然環境・産業は3問以上出題されているので、しっかりと押さえていきましょう。
英語
令和4年度の大問構成 ①リスニング ②長文読解(約220語の対話文読解) ③長文読解(約430語の説明文読解) ④長文読解(約320語の対話文読解) ⑤語い・文法
リスニングは約10分間あるため、残りの40分で大問4つを解かなければいけないので速さが大事になってきます。
そしてそのうちの3問は長文読解となるため、常日頃から長文になれて解き方をマスターしておくことがとても大切です。
兵庫県の内申点算出方法
中1 | 中2 | 中3 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
算出方法 | 5教科 × 5段階評価 × 4倍 |
4教科 × 5段階評価 × 7.5倍 |
||||
合計(満点) | 0 | 0 | 250 |
内申点は前期選抜・中期選抜によって比率が変わってきます。
1年生からの定期テストや授業を頑張って高校入試で困らないようにしていきましょう。
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