名称 | 東京都立工芸高等学校(全日制・定時制) |
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学科 | デザイン科、グラフィックアーツ科、インテリア科、アートクラフト科、マシンクラフト科 |
所在地 | 〒113-0033 東京都文京区本郷1‐3‐9 |
TEL | 03‐3814‐8755 |
FAX | 03‐3812‐4855 |
アクセス手段 | JR・都営三田線「水道橋駅」すぐ
東京メトロ丸の内・南北線「後楽園」下車徒歩約7分 |
公式ホームページ | https://www.metro.ed.jp/kogei-h/access/access.html |
工芸高等学校の偏差値はデザイン科は59、グラフィックアーツ科は59、インテリア科は57アートクラフト科は55となっています。
工芸高等学校は地上9階、地下2階もあり、エレベーターは4基設置、全館冷房完備されています。各学科がそれぞれ専門技術を身に付けていくために最新の専門機器を備えた特別教室といわれる実習室をはじめ、パソコン教室、CALL教室、トレーニング室等の施設まで完備されています。
東京都立高等学校は、工芸・デザインの専門高校として1910年に創立されてから100年以上の歴史があります。その中で工芸家や芸術家、技術者として社会で活躍できる能力を身につけた人材を育成するノウハウを持っています。
工芸高等学校では「アートクラフト科」「マシンクラフト科」「インテリア科」「グラフィックアーツ科」という4つの専門学科があります。国語、社会、数学、理科、外国語などの普通科目の指導と学科ごとに社会で役立つモノづくりやデザインの知識、技術を学ぶことができます。
アートクラフト科では自分でデザイン・制作したものを実際に使ったり、身に付けることができるので、物作りをする上での充実感や喜びをしっかりと経験することができます。これにより、制作を通した人々や社会と関わることができるようになれるようになっています。
マシンクラフト科は生活を豊かにする工芸品や工業製品をデザインして、模型を作成しプロダクトデザインの基礎を学ぶことができます。
人々が使っている家具をはじめ、リビングルームやキッチンや飲食店などのデザイン・制作を行います。そしてその内容について提案をするところまで学ぶことができます。
グラフィックアーツ産業は高度情報社会やメディアミックスの時代を構築されてきています。その環境の中で活躍するだけでなく、次の時代を見据えた人材育成を目指しているのがグラフィックー科になります。
工芸高等学校の全日制にあるデザイン科はビジュアルコミュニケーション分野とプロダクト分野を軸に基礎的な造形訓練と発想技術、表現力を磨いていきます。将来的には、クリエイターとして活躍できるように、デザインに関する幅広い知識と技術を身に着けていきます。
定時制ではハローワークと連携し、キャリア教育の徹底と進路ガイダンスを行っています。ほかにも中小企業振興会社とも連携していることで、ジュニアインターンシップも実施しています。
また、高大連携として、美大講師によるデッサン講習や美大の模擬授業・卒展見学などを行うことによって、生徒たちの進路活動に役立つ様々な情報を提供できる環境にあります。
学科名 | 卒業生数 | 就職数 | 大学進学数 | 専門学校進学数 | その他 |
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アートクラフト科 | 30 | 3 | 18 | 5 | 4 |
マシンクラフト科 | 37 | 1 | 17 | 15 | 4 |
インテリア科 | 35 | 0 | 24 | 7 | 4 |
グラフィックアーツ科 | 35 | 2 | 23 | 0 | 0 |
デザイン科 | 35 | 1 | 17 | 11 | 5 |
学科 | 企業/組織 | 職種 |
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アートクラフト科 | 株式会社 松田モデル | 造形技術職 |
アートクラフト科 | 株式会社 堀口切子 | 技能職 |
独立行政法人造幣局埼玉支局 | 技能職 | |
マシンクラフト科 | 株式会社 SUBARU東京営業所 | 技能職 |
グラフィックアーツ科 | 株式会社 ラボネットワーク | リタッチャーデジタル画像処理 |
デザイン科 | 株式会社 Lay-duce | アニメーション制作 |
学科 | 関連大学 |
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アートクラフト科 |
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マシンクラフト科 |
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インテリア科 |
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グラフィックアーツ科 |
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デザイン科 |
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学科 | 関連学校/施設 |
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アートクラフト科 |
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マシンクラフト科 |
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インテリア科 |
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デザイン科 |
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学科 | 企業/組織 |
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アートクラフト科 |
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マシンクラフト科 | なし |
インテリア科 |
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グラフィックアーツ科 | (株)東京総合警備 |
工芸高等学校は、将来的にものづくりやデザイン、絵に関係した仕事に付きたいという人のためにはかなり適した学校です。そのための教育目標や設備に関してはかなり充実しています。ほかにも進学率も工業高校の中では高く、美大の指定校推薦も他行と比べると比較的多いため、良い成績を取れれば選択肢も幅広いと言えるでしょう。学校のOBの人と関わる機会もあるため、進路に対する相談やアドバイスをもらえるように進路指導やキャリア教育もしっかりしています。
他にもクラスメイトも趣味などが近い人が多かったり、文化祭などのイベントごとに関してもかなり盛んで、作品展示や商品販売など、普通科の学校とは一味違う楽しみ方ができるようです。
ただし、基本的に学校の課題が多いという点もあるため、普通科の高校のような環境がいいという方にはあまりお勧めできないという口コミも多くあったため、悩んでいる方は一度しっかりと学校見学に行くことをお勧めします。
なので、将来的な進みたい道筋や目標があっていれば、全体的にかなりレベルの高い環境で自分のやりたいことに没頭できる環境なので美大を目指している人、創作やデザインに関係することが好きな人にはかなりおすすめなのでしっかりと勉強を頑張って目指してみてください!