◎推薦入試:2023年1月26日(木)
◎一般入試:2023年3月7日(火)
◎追試験: 2023年3月13日(月)
◎合格発表: 2023年3月15日(水)
岩手県公立高校入試情報
出願は原則1校に限りますが、出願先高校に2つの課程又は2つ以上の学科がある場合には第二第三志願まで出願可能となります。
推薦は、事前に各高校が発表する推薦基準を満たしていることが応募するための条件となります。
応募資格はAとBに分かれます。
B: 将来の職業選択や社会貢献に強い意欲を持っている者。推薦選抜には学区の制限なし。
選考は内申点、志望理由書、面接、小論文などで判断されます。
一般は、学力試験(500点)、内申点(440点)を総合的に評価します。
まずは5:5の割合で評価されますが、学校によっては3:7の割合などでも選考を行う場合があります。
募集人員は推薦選抜の合格者数を減じた人数になります。また、特定の期間内であれば一回に限り、志望校の変更が可能です。
選考基準はA・B・Cの3つの選考に分かれます。
A選考
①必ず最初の選考に用いられる選考方法
②「学力検査の成績」:「調査書の学習の記録」=5:5
③普通科(外国語学系・国際科学学系以外),普通・理数科以外の学科では傾斜配点導入可能
B選考
①「調査書の学習の記録,小論文又は作文及び適性検査の評価」を重視
②「学力検査の成績」:「調査書の学習の記録,小論文又は作文及び適性検査の評価」=3:7
C選考
①「学力検査の成績」を重視
②「学力検査の成績」:「調査書の学習の記録,小論文又は作文及び適性検査の評価」=7:3
岩手県公立高校入試 出題傾向について
国語
令和4年度の大問構成 ①小説 ②説明的文章と漢文の融合文 ③説明的文章と俳句の融合文 ④会話発表・資料読解・作文
ここ数年の傾向として、詩歌と鑑賞文を読み取って、そこで使われている表現技法や意見を問う問題が出題されています。
難易度が高いため、読解力のトレーニングが必要です。また、問題にしては珍しい2つ以上の文章を読んで答える融合文の問題も出題されます。そのため、様々なジャンルの文章を読んでポイントを掴んでおきましょう。
数学
令和4年度の大問構成 ①小問集合 ②⑦数と式 ③⑨⑩関数 ④空間図形・平面図形 ⑤⑧平面図形 ⑥⑪データの活用 ⑫空間図形
例年、全文記述式の図形の証明問題が出題されているため、練習が必要になります。
それ以外の問題は幅広い範囲から出題されており、特定の分野に絞った対策が難しいため、小問集合など解ける問題で確実に得点を取っていくことが大切です。
理科
令和4年度の大問構成 ①小問集合 ②物理 ③化学 ④物理・生物・化学・地学 ⑤地学 ⑥生物
例年、記述問題がいくつか出題されており、各分野自分の言葉で説明できるように理解していく必要があります。思考問題、計算問題が非常に多いです。
社会
令和4年度の大問構成 ①③⑤地理 ②⑥歴史 ④⑦公民 ⑧地理・歴史・公民
複数の資料やデータを読み取り記述させる問題が出題されています。
ただ知識を問うだけの問題は少なく、様々な分野の知識を使って解く問題が多いです。
複数の分野の知識を総合的に使う必要のある問題が出題されます。
英語
令和4年度の大問構成 ①②③④リスニング ⑤語句、文法 ⑥⑦⑧長文読解 ⑨語句、文法 ⑩英作文
長文に関連した英作文、自分の考えを述べる英作文など、英作文問題が多く出題されています。
特に一から自分の考えを英語で記述する問題は難易度が高いため、単語力の強化と知っている単語で文章を構成するトレーニングが必要です。
岩手県の内申点算出方法
中1 | 中2 | 中3 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
算出方法 | 5教科 × 5段階評価 × 2倍 |
4教科 × 5段階評価 × 3倍 |
5教科 × 5段階評価 × 4倍 |
4教科 × 5段階評価 × 6倍 |
5教科 × 5段階評価 × 6倍 |
4教科 × 5段階評価 × 9倍 |
合計(満点) | 110 | 220 | 330 |
中学1年生:(5教科5段階評定×2倍(50点満点))+(4教科5段階評定×3倍(60点))= 110点満点
中学2年生:(5教科5段階評定×4倍(100点満点))+(4教科5段階評定・×6倍(120点))= 220点満点
中学3年生:(5教科5段階評定×6倍(150点満点))+(4教科5段階評定・×9倍(180点))= 330点満点
上記の形で換算し、中1:中2:中3の比率が1:2:3となります。これらの合計660点に2/3をかけた440点が調査書の内申点の満点となります。学年が上がるにつれて内申点の点数も高くなっていくのが特徴です。
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