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#11 小学生の習い事おすすめランキング 難関大学生講師が経験した習い事

2024-11-12

小学生のお子さんがいるご家庭は、習い事について悩んだことがあるのではないでしょうか。
たくさんの習い事がある中、1~2つに絞らないといけないですし、そもそも何が良いのでしょうか。
無論、どんな習い事であれ、やらないよりやった方が良さそうですが…。
悩んだ末に、こんな気になることが出てくるかと思います。「今の子って、どんな習い事してきたの?」
今回は、e-Liveで活躍中の難関大学生講師たちが経験してきた習い事を、人気順に紹介します。正確にカウントしたわけでなく、私の肌感での順位ですので悪しからず。
習い事を迷っている方はぜひ参考にしてくさださい。私の主観で、メリットも説明させていただきます。

1位 ピアノ

男女問わず、圧倒的1位がピアノです。医学部生は特に。
小学生の時だけ、という講師が多いですが、中には大学生の現在も継続中の方も。
私は習ったことがないですし、もちろん弾けませんが…習ってみたーーーーい!!と思ってます。カッコイイもん。辻井伸行さんのラ・カンパネラをYouTubeで観てから憧れています。
以下、メリットです。習っていないので考察ですけども。

集中力を養う

ピアノに限らず、楽器の演奏は集中力を養うのに最適かと思います。ゴールデンエイジと呼ばれる小学生時代にピアノを経験した人は、めちゃくちゃ集中力が鍛えられているのではないでしょうか。
数分~数十分の曲を弾き切る集中力を勉強に発揮できるのであれば、高い学習効率が期待できそうです。

右脳と左脳を鍛える

ピアノの演奏は、両手を別々の動きで動かす必要があります。これ本当にすごいですよね。素人知識で恥ずかしい限りですが、基本的に左手がリズムで右手がメロディーになるのでしょうか?見ていて理解ができません。
右手の指示は左脳が、左手の指示は右脳が行っていると言われています。ピアノの演奏では強制的にどちらの脳もフル回転させているわけですね。
右脳では表現力や発想力などの力が、左脳では言語力や論理的思考力が発揮されます。どっちも鍛えられるなんて素敵!

根性

なんか昭和的というか時代錯誤というか、古臭い印象を持たれてしまいそうですね。でも根性って大事ですよ。諦めない気持ち。
今の時代、苦労を悪を捉えがちな気がします。嫌なら逃げてもいいんだよ的な。別に間違ってはいないのですが、何かに挑戦する気持ちを削いでしまっているような気がしてなりません。逃げてもいいけど、逃げないで立ち向かうことも大事です。
ピアノはそういう感性に気づかせてくれるのではないでしょうか。1曲弾けるようになるために、物凄い努力を要します。初見では弾けない曲を、何度も繰り返し練習して、何回も失敗してできるようになる。こんな素晴らしい経験ができるのが、習い事のうま味です。

少し話が逸れますが、根性ある人って、「苦労に耐えて努力したら何か得られた」という成功事例を経験した人なんじゃないかと思います。努力の素晴らしさを人に教えられただけでは耐えられないような、長い苦労を耐えられるのは、その先に得られるものがあると知っているからです。そのことに小学生のうちに気づけたら、その先の人生変わりますよね。

2位 英会話教室

こちらも経験者が多い習い事です。勝手なイメージですが、お母さんくらいの歳の先生がご自宅で教室を開いている印象です。
内容としては、学校教育よりは実践向きという感じでしょうか。テストで点数をとるためではなく、英語を話したり聞いたり、歌ったり?座学よりもアクティブラーニングの方がメインかと思います。

英語への抵抗を無くす

2020年の学習指導要領の改訂により、小学3年生から学校での英語授業がスタートすることになりました。最初はアルファベットから始めるとはいえ、第二言語への抵抗はお子さん次第なところがあります。小学校のうちから英語への苦手意識が芽生えてしまうと、中学~高校の点数をとる英語はかなりしんどいものになりますね。文系理系、国立私立問わず英語は必要不可欠な科目です。
しかし、幼少期に英会話教室で楽しく英語に触れていたら、どうでしょう?学校で初めて英語に触れる児童に対し、「英語というものを知っている」というアドバンテージは非常に強力。周りのお友達よりも1歩も2歩も先に進んだ状態で開始するので、間違いなく「英語は得意だ!」と思ってくれるはずです。小学生のうちは、あまり差は出ないでしょう。しかし、中高生になった時、「英語は得意」と「英語は苦手」との差は、如実にテスト結果に反映されますよ。

学習の楽しさを知る

小学生に気づいてもらいたいことNo.1かもしれません。
学ぶって楽しいことなんですよ。知るって知識だけを得る行為ではなく、満足感も得られる行為なんです。なんとなく学校教育は、学習をしんどいイメージと結びがち。ピアノの項で述べた通り、苦労をすることはいいことですが、あくまで手段。得られるもののために苦労をするのはいいけど…苦労することが目的になっていません?やらされる学習、課題を終わらせるための学習、こんなのしんどいに決まっています。
知ることの楽しさを知っていれば、きっと勉強も楽しいはず。そのことに気づけるのは、幼少期か大人になってからですね。

3位 水泳

スポーツ系の習い事では群を抜いて水泳が多いです。私も習っていました。
「泳ぐ」という、他のスポーツではできない動作に加え、水中という日常では感じることのできない環境を体験できます。
余談ですが、球速160km/h以上を叩き出すメジャーリーガーは、ほとんど水泳経験者らしいです。肩の可動域が大きいのと、肩関節から指先までの動作関係が似ているのかな~。

運動感覚

ゴールデンエイジと呼ばれる小学生時代は、運動感覚の習得・応用の速さと精度が凄まじい時期です。自身の身体を思いのままに操作する感覚を、この時期に身につけておきたいものです。
とりわけ水泳は身体操作の良い特訓になります。全身を使うだけでなく、息継ぎによる意識的な呼吸動作や、各身体動作の連携を必要とする唯一無二のスポーツです。
勉強に関係があるとは言えませんが、子どもは勉強だけではありません。運動ができることは自己肯定感にも影響します。

競争の経験

小学生のテスト結果は自分だけが見るもの。他者と比べることは基本的にありません。しかし、中学生に上がった途端に「順位」と「平均点との差」と「偏差値」を与えられます。突然、競争させられるわけです。案外、この競争的な学習が苦手な子が多いです。仮に良い結果だったとしても、順位が気になってしまったりね。
水泳ではタイムや順位、進級制度などの競争を経験することができます。勝敗や数値化された結果の経験は、競争社会の日本において重要な教育でしょう。勝つ喜び、負ける悔しさ、タイムを削れた達成感や成長が止まってしまう焦り。良いことも悪いことも知ることができる習い事だと思います。

4位 そろばん

そんな昭和臭いこと習わせるのーーー?!と思った方、逆に時代遅れですよ。
少々言い過ぎてしまいました。ですが、習わせて後悔はしないはず。

計算力と数字に対する偏見

小中高生全てを通して苦手科目No.1は算数・数学です。
特に小学4,5年生あたりで難易度が跳ね上がります。数学が苦手な中高生に「いつから苦手?」と聞くと、大体小学4,5年生です。
実は算数を教える中で、最も難しいのが最初です。数字という概念、四則計算の理屈を言語化できる人は少ないでしょう。なぜなら、我々大人にとって、当たり前にできちゃうことだから。ここで教えることに手こずったり、理解できてもらえできなかったりすると、算数苦手予備軍となってしまいます。
そろばんでは、当たり前にやっている計算を理屈から教えてくれます。その上、ひたすら計算問題を繰り返しますので、養われる計算力は言うまでもありません。私も習っていましたが、「計算できて当たり前」の価値観が身につきます。計算すれば絶対に答えが出る。計算を間違えれば絶対に不正解になる。こんな当たり前を当たり前に知っていたから、算数・数学もぼちぼちできたんだと思います。

早く解く

案外、テストで時間をかければいい点数をとれる子は多いです。しかし、時間に追われて間に合わなかったり、焦ってしまうことで失点していたりします。それもそのはず、テスト以外で「制限時間内で解く」ことをほとんどしないのです。制限時間に追われて解くことに慣れていないのですから、そりゃそうなるわ、って感じです。
そろばんでは、常に制限時間があります。進級テストによっては、全て解くことを想定していなかったりします。どれだけ解けたかな?ってテストですね。自然と解くスピードにこだわります。
正確に早く解く。算数・数学以外でも重要な能力ですので、数年間だけでもやらせてみる価値はあるでしょう。

5位 チームスポーツ

ざっくりしてますが、サッカーや野球、ミニバスですね。先に言っておきますが、親御さんの負担が最も大きいです。それでも習わせてあげる価値があります。
諦めない気持ちや競争心など、他の習い事でも身につけられることは省略して、チームスポーツならではを紹介します。

協調性を育む

なんといってもこれですね!上記4つの習い事ではなかなか感じることができないでしょう。しかし、めちゃくちゃ大事なのは言うまでありません。
チームスポーツですので、一人の力でどうにかできるものではありません。仲間と一緒にプレーする、協力する、考える。そして一緒に喜び、泣く。もはや社会練習といってもいいでしょう。
学生生活や社会に出た時、必ず集団に属します。この日本で一人で生きている人なんていません。会社の就職面接でも、協調性がない人は落とされるでしょう。家の中では練習できない、大人になってから必要な力を身につけるチャンスですので、ぜひご検討ください。

選ばれた/選ばれなかったという経験

チームスポーツならではの仕組みがありますね。レギュラーに選ばれるか否か、というもの。これを嫌って躊躇している親御さんもいるのではないでしょうか。
ご安心ください。「選ばれなかった」という経験は、生きていく中で絶対にあります。成長してからその場面に直面した時、耐性が無いとかなりしんどいですよ。
学校での集団活動や恋愛や就職で、選ばれたり選ばれなかったりします。人に選ばれるということはどういうことか。選ばれなかった時にどう反省すればいいのか。可愛い我が子が選ばれなかった時の苦痛は本人以上かもしれませんが、本人の将来への糧になります。「あの経験があったから得られたもの」は、後からついてきます。十分すぎるおつりと共に。

これだけは知っておいて

最後にひとつだけ。
強制は絶対にしないでください。
嫌々やっていても、今回紹介したものは得られません。もちろん、ただ逃げたがっている場合は、時には鞭打つことも必要でしょう。その見極めは親御さんの義務です。しっかりと嫌がる理由を聞いてあげましょう。

e-Liveでは習い事と掛け持ちで頑張っている生徒さんがたくさんいます。勉強と習い事との両立はぜひe-Liveで。
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ライター:ふみ

上司に描いていただきました!カワイイ!!

このサイトを作った人。
元スポーツトレーナー。F1ファン、ティフォシ。
e-Liveではサイト、資料やバナーを作ったり、マーケティングとかいろいろしている。