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【沖縄県】公立高校入試情報

スタッフ

2022年度 沖縄県公立高校入試 日程

推薦入学:試験実施日は各高校が定める
一般入学:3月8日、9日

沖縄県公立高校入試情報

出願は、原則1校1課程1学科に限るが、一般入学において、同一高におけるほかの課程・学科に第2志望を出願することができます。
普通科の通学区間は原則として、国頭,中頭,那覇,島尻,久米島,宮古,八重山の7つに分かれていますが、学区外からの出願も可能となっています。
学区外からの募集人員は上限が入学定員の10%以内と定められています。

推薦入学は、すべての高校・学科で実施されます。
募集人員は原則として、普通科が募集定員の20%以内、専門学科と総合学科の30%程度で高校ごとに定めます。
校長の推薦が必要です。
出願要件に「自己表現」と「個性表現」があります。
選考は一部の高校では適性検査、芸術科などは実技検査の結果も合わせて判定を行います。

一般入学は全員が5教科の学力検査(5教科300満点)と面接です。
調査書と学力検査等の成績の比重は原則として5:5です。
調査書の内容は3年間の学習の評定になります。
また、適性検査や実技検査など、傾斜配点を実施する場合もあります。

沖縄県公立高校入試 出題傾向について

国語

令和3年度の大問構成 ①小説 ②論説文 ③古文 ④漢文 ⑤会話発表・論作文

①②の現代文の読解問題では複数の文章の内容を踏まえてまとめさせる問題が出題されるので、様々な種類の長文読解問題に慣れていく対策が必要です。
③④の古文・漢文の古典分野の問題は設問が基本的なものも多いため、苦手をなくしていれば得点を取ることはそこまで難しくないでしょう。類題をこなしていき、様々な問題に慣れておくことが大事です。
⑤では自分の考えを資料やグラフをふまえて記述する問題になっているので、論述が苦手な場合は事前に練習問題として論述問題を行い、添削をしてもらうなどの対策を行う必要があります。

数学

令和3年度の大問構成 ①小問集合 ②小問集合 ③確率 ④平面図形 ⑤証明問題 ⑥関数 ⑦関数 ⑧平面図形 ⑨空間図形 ⑩数と式

①②の小問集合は基本の計算を中心とした問題で①②の小問集合が配点の4割を占める事が多いです。
試験時間が50分に対して設問数が例年では42問であることをふまえるとある程度のスピードで解答していく必要があります。
大問のほとんどが図形問題であるので、苦手な問題は克服しておく必要があります。

理科

令和3年度の大問構成 ①生物 ②地学 ③化学 ④物理 ⑤化学 ⑥生物 ⑦地学 ⑧物理

大問が8題で各分野から2分野ずつ出題されます。記述と選択式の問題が半分ずつとなっています。基本事項を問う問題が多く全体の小問数が多いので十分な知識と理解が必要です。特に例年の出題傾向では、電気イオン・中和・化学式・イオン式は出題率が非常に高いので取りこぼしのない様にしっかりと学習する必要があります。思考力を問われる問題では、順序だてて論理的に物事を考えられる力を身に着けていく必要があります。

社会

令和3年度の大問構成 ①地理 ②地理 ③歴史 ④歴史 ⑤公民 ⑥公民

①②地形図の読み取りと人口ピラミッドの並べ替えが出題されます。また、雨温図・地形図の読み取り・文章記述なども出題される傾向があります。③④の歴史分野は近代以降の歴史の出題率が高いです。ただ、日本国内の動きだけでなく世界の歴史上の流れを押さえておくとよい対策になります。⑤⑥では株式会社の仕組みなどの模式図が用いられました。また、例年では沖縄県の自治問題が出題される傾向があるので日頃のニュースを確認しておくと良いでしょう。
全体に共通する対策としては、資料を読み取って解答する問題が多いので、資料を使う問題を多く解いて慣れておく必要があります。

英語

令和3年度の大問構成 ①②③リスニング ④⑤⑥⑦語彙・文法 ⑨⑩長文読解 ⑪英作文

大問が11問と問題数が多いので、問題を解くスピードを意識する様に対策を取っていきましょう。
英作文の問題を除くと選択式の問題が多いです。英作文については難しい文を書こうとせずに、自分の使える文法・単語を使って書くことを意識しましょう。

沖縄県の内申点算出方法

中1 中2 中3
算出方法 5教科
×
5段階評価
×
1倍
4教科
×
5段階評価
×
1.5倍
5教科
×
5段階評価
×
1倍
4教科
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5段階評価
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1.5倍
5教科
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5段階評価
×
1倍
4教科
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5段階評価
×
1.5倍
合計(満点) 55 55 55


内申点を見ると、5教科より4教科に重点が置かれています。
そのため、5教科だけに力を入れるのではなく、4教科にも力を入れて志望校合格を目指していきましょう!